フィアット パンダ（Fiat Panda）：グランデ パンダの発売は、まったく新しいパンダファミリーの始まりを告げるものだ！このモデルに関するすべての情報。

新型フィアット パンダにはピックアップとキャンピングカーも計画中だ。

「フィアット グランデ パンダ」は、ブランド誕生125周年を記念して、まったく新しいモデルファミリーとして発表された。2027年まで毎年、幅広いバージョンで新しい「パンダ」モデルが発売される予定だ。これにはSUVだけでなく、ピックアップとキャンピングカーも含まれる！ 旅は「フィアット グランデ パンダ」から始まる。SUVにはハイブリッド駆動と電気自動車が用意される。

価格：グランデ パンダは依然として手頃な価格

「グランデ パンダ」は現在、注文可能となっている。少なくとも電気自動車バージョンは・・・。お約束通り、価格は2万4,900ユーロ（約405万円）以下からとなっている。これにより、フィアット製電気自動車は「ルノー5 E-TECHエレクトリック」と競合することになる。 ハイブリッドモデルに関する情報はまだ入手できていない。しかし、このバージョンは2万ユーロ（約325万円）未満で販売されると想定するのが現実的だろう。

デザイン：都会のパンダ

3D効果：Cピラーのディテールは、見る角度によってブランドシンボル、3本のストライプ、あるいは「フィアット」の文字が現れる。

5人乗りの新型「パンダ」は全長3.99mで、都市部での使用に最適なファミリーカーだ。新型「パンダ」は完全にリデザインされたが、その外観は基本的に従来モデルと変わらず、未来的な要素が加わっている。例えば、ピクセル調のライトストリップがフロントに配され、17インチのエアロダイナミックデザインのホイールが装着されている。 「グランデ パンダ」も、ホイールアーチやアンダーボディプロテクションのヒント、ルーフレールなどから分かるように、オリジナルのたくましい外観を失ってはいない。これはある意味、80年代のパンダ4×4へのオマージュでもある。 新しいのはドア下の「PANDA」の文字だ。リアには「FIAT」が表示されている。

サイズ一覧 ・全長： 3.99m ・全幅： 1.76m ・全高： 1.57m ・トランク容量： 361リットル

駆動：320キロメートル以上の航続距離

次に、駆動の詳細について説明しよう。少なくとも電気自動車バージョンについてだ。「グランデ パンダ エレクトリック」の出力は113馬力（83kW）で、バッテリーはほぼ44kWhだ。フィアットは、航続距離は320km以上であると述べている。 交流（AC）で充電する場合、内蔵の車載充電器は最大7kWの充電電力を供給する。急速充電器では最大100kWが可能で、20～80%の充電には33分かかる。バッテリーの電力消費を抑えるため、最高速度は132km/hだ。停止状態から100km/hまでには、11秒というスムーズな加速が可能となっている。 フィアットは、これ以上の技術データはまだ提供しておらず、ハイブリッド仕様に関する情報は現時点ではまったくない。しかし、姉妹モデルである「シトロエンC3」を考慮すると、「グランデ パンダ」には48ボルトシステムを搭載した、1.2リッターガソリンエンジンが搭載されると推測できる。フィアットの出力も101馬力になる可能性が高い。