グリズリーズが元MVPのベテランガード、デリック・ローズを放出
9月24日(現地時間23日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは、本人の要求に応じてデリック・ローズをウェイブ(保有権放棄)したと『The Athletic』、『ESPN』が報じた。 シカゴ・ブルズ在籍時のキャリア3年目、2010-11シーズンに平均25.0得点4.1リバウンド7.7アシストをマークしてMVPに選ばれたローズは、その後相次ぐヒザのケガに悩まされるも、ミネソタ・ティンバーウルブズで見事復活を遂げたポイントガード。 昨夏FA(フリーエージェント)としてグリズリーズと2年契約を結んだローズは、昨シーズンに平均16.6分8.0得点1.9リバウンド3.3アシストを残すも、足首やハムストリング、背中のケガなどで計24試合のみの出場に終わっていた。 10月2日のトレーニングキャンプまで約1週間というこのタイミングで、35歳のベテランを放出したグリズリーズは、これで本契約が13人、2ウェイ契約が3人となり、本契約のスポットを2つ空けることとなった。以前から噂されているスコッティ・ピペンJr.が2ウェイ契約から本契約へ昇格するのか、それとも新たな選手を獲得するのか、今後の動向が気になるところだ。
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