給食費無償化に向けた説明会 一部の市は参加見送り「県が考える枠組みで納得できるか 議論の場を」
2025年度から実施する中学校の給食費無償化政策について県は6日、市町村との意見交換の場を設けましたが、反発を強める一部の市長たちは出席を見送りました。 【写真を見る】給食費無償化に向けた説明会 一部の市は参加見送り「県が考える枠組みで納得できるか 議論の場を」 県は、2025年度から中学生の給食費を無償化する市町村に対し、その費用の半分を補助すると5月に発表しました。 県市長会は、事前調整なく発表したことや小学生を対象外としていることなどに反発を強めていて、6日、知事に対し義務教育課程すべての児童生徒の給食費を、全額県負担で無償化することを求めた決議文を直接手渡しました。 県は市町村に対しこの制度について説明しようと6日意見交換会を設けましたが、反発する市長らは「聞く必要がない」として参加を見送りました。 ▽意見交換会を欠席 知念覚那覇市長 「彼らが考えてるスキームで各市町村が納得するかどうかですね。そういう議論の場を、しっかり設けた方がいいと思いますよ」 ▽意見交換会に出席 當眞淳宜野座村長 「無償化に向けた段階的なステップとしては取り組みは評価しているというような声もありましたし、ただ市長会と同様の意見の方もいらっしゃいました」 県は7日も意見交換会を実施する予定です。
琉球放送