【東奥日報プラス】全線開業10年・東北新幹線は「アオモリ」をどう変えたか/「東京-青森3時間」時代を地元紙が多方面から徹底検証<第1部・後編>(東奥日報2020年11月18~20日付連載の再編集記事です)
列車から降りてきた高校生らでにぎわう青い森鉄道・筒井駅(青森市)=2020年11月16日撮影
東北新幹線の八戸-七戸十和田-新青森間(81.8キロ)が2010年に開業してから12月4日で10年を迎える。この間、11年の東日本大震災、16年の北海道新幹線(新青森-新函館北斗)開業、新型コロナウイルス感染症の拡大などがあった。今後は東北新幹線の高速化や北海道新幹線の札幌延伸に向かう。青森県民悲願の全線開業が青森県に与えた影響を検証するとともに、新幹線の将来の在り方を探る。後編は、並行在来線・青い森鉄道への影響、E5系デビューからわずか1週間で見舞われた震災被害からの復旧、開業が地元の若者に与えた刺激についてリポートする。
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