久井大夢が龍聖から2つのダウンを奪っての判定勝ちでエース宣言。龍聖はプロ初黒星【KNOCK OUT】
KNOCK OUTの上半期最大のイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級王座決定戦」でKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)とKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者の久井大夢(TEAM TAIMU)が対戦した。 試合は久井が1Rに2度のダウンを奪うと、龍聖の反撃をしのぎ切り、3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。龍聖は18戦目にして初の黒星となった。 龍聖は当初はシュートボクシング(SB)のSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)とスーパーファイトで対戦の予定だったのだが、小学校の給食調理員として働く山田が仕事中に左中指の不全切断のケガを負い、欠場に。大会5日前の18日に行われた緊急会見で久井との王座決定戦にカードが変更になることが発表された。
1R、オーソドックスの龍聖とサウスポーの久井。いきなり前蹴りの久井。龍聖が左ジャブも、そこにカウンターで左ストレートを合わせ、いきなり久井がダウンを奪う。立ち上がった龍聖は前に出て右インロー、ワンツー。久井は下がりながらも右ジャブ。圧を強めた龍聖が右ミドルも久井がキャッチ。龍聖は右インロー、ヒザ。圧をかけてパンチを連打も久井はガード。龍聖はコーナーに詰めて右ハイ、インローからワンツー。なおもコーナーに詰めてワンツー、右ハイ、ワンツー。ロープに詰めて右ストレートから右アッパーを放ったところで久井が右のショートを合わせ2度目のダウンを奪う。 2R、龍聖は開始からローを蹴って前に出る。久井はカウンターでヒザをボディーに。しかし追ってパンチを出す龍聖。ヒザも久井は組み止める。龍聖はワンツーから右ハイ、右ミドル、右インロー。久井は足を使って回る。龍聖は左ジャブ、右ミドル。なおも前に出て右ハイ、パンチの龍聖。久井はガードしながら回って、時折り、パンチ、ヒザも龍聖が手数で圧倒。最後まで久井を追って、右ストレート、ボディー、アッパーとパンチを放ち続ける。
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