「白髪染めや前髪カットだけ、いつもと違うサロンへ行っても大丈夫?」美容師の本音を聞いてみた!
髪の変化はもちろん、仕事や子育て、介護などライフステージが変わると足が遠のいてしまうヘアサロン。腕に信頼をよせている美容師さんとの関係もなんだかぎこちなくなりそうで心配になったりしませんか? そんなモヤモヤを解消すべく、ビューティエディターが今気になっていることをヘアサロンのオーナーに直接聞いてみました。 【写真】50代とは思えないほどのツヤツヤな髪 以前、時間や手間を取らず、簡単に白髪染めができる専門店「毛染めの窓口」の体験レポをしたことがあったのですが、実はこの取材をするか否かものすごく迷ったんです。(ちなみに、専門店の白髪染めについては、ホームケア以上ヘアサロン未満の手軽さとコスパの良さを叶えたサービスは思っていた以上に満足度が高く、驚きっぱなしでした) というのも、私の髪は「太い・硬い・多い」の誰が見てもわかる剛毛タイプ。針金のような太い髪だし、三つ編みがしめ縄になってしまうほど毛量も多く、扱いづらい髪。表参道にあるトータルビューティヘアサロン「Roops」の上妻正人さんとはかれこれ15年以上の付き合い。私の髪を人並みに(笑)、しかもお手入れしやすいように仕上げてくれるため、カットはもちろん、カラーもトリートメントも全て彼にお任せしているんです。だから、仕事とはいえ別のところでカラーをお願いするのは何となく気が引けて、「他のサロンで髪色だけ変えてきてもいいでしょうか」とお伺いを立てることにしたのです。
専門店で白髪染めすることについて、美容師の本音は?
上妻さんの「どうぞ~」という返事に何か裏があるのではないかと、戸惑う私(笑)。正直言うと、ふてくされるか怒られると思ったんです。「まあ、本音を言えば、カラーリングも含めすべてうちのサロンで任せてほしいという気持ちはある」と言いながら、「でも、これも時代の流れなんだよね」(上妻さん)と胸の内を明かしてくれました。
話を聞いたのは…… 上妻正人さん/Roopsオーナー・株式会社ZUMA代表 美容師歴30年以上。表参道の人気ヘアサロンで店長を勤めた後、2007年に「Roops」を立ち上げる。ヘアだけにとどまらず、ネイル・マツエクの他、コルギなどトータルビューティサロンの先駆けとして美を提案。