【バスケ】サンロッカーズ渋谷の田中大貴が後半戦へ意気込み「やるからには優勝を」
日本代表にもエール「若い選手はどんどん海外に」
ー今の日本代表について思うことは 自分が代表活動してやってる時も、日本代表が国際試合で勝たないと日本のバスケットは盛り上がらないっていうことは常に思っていましたし、周りからも言われていることでもあって。多分、東京オリンピック終わった時に何かのインタビューで言ったんですけど、日本が今まで日本が国際大会の舞台にあまり出場できずに、こうして歩んできた中で、1個前の(2019年の)W杯と、(東京)オリンピックというのを経験して、結果は出なかったですけど、ここからスタートというか、こういう舞台を毎回毎回繰り返していって強くなるんじゃないかなっていうようなことは話させていただいたんですけど、まさにそういう流れになってきていると思います。 それはリーグを戦いながら、休みを返上してまで代表のために戦っている選手たち、スタッフもそうだと思うんですけど、そういう方々の努力の結果だと思いますし、これを続けていってもらって、今回の(パリ)オリンピックでも惜しかったですけど、勝ち星を取ることは出来なかったわけなので。次のW杯、次のオリンピックでそれが達成できるように。何事もいきなり上手くはいかないと思いますし、ステップバイステップだと思うので、頑張って欲しいなと思います。 成長しているのは間違いないと思うので、今の若い子たちも試合は見ていただろうし、そういうのって自分の中では、昔と違って大きな差じゃないかなと思うので。そこの舞台を目指したい選手もたくさんいるだろうし、これからますます強くなっていくんじゃないかなと思います。 ー河村勇輝や富永啓生ら若い世代の海外挑戦をどう見ている? 自分たちが若い頃、Bリーグができる前もそうですけど、そういったイメージ(海外挑戦)があったかというとなかったですし、そういった中でも自分より上の先輩方だったりとか、自分の年代もそうですけど、みんなが必死に日本のために頑張ってきたからこその「今」があると思っている。よく渡邊(雄太)選手もそういった発言されてると思いますけど。さっきも言いましたけど、成長しているのは間違いないと思うので、河村選手だったり富永選手だったり、そういう選手に続いて、若い選手が世界にどんどん出ていく状況になれば間違いなく強くなるんじゃないかなと思っています。サッカーがいい例だと思っていて、今代表を見るとほとんどが海外組の選手ですし、そうなることが、日本代表がもう一つ上のステップにいくためには必要なことかなと思います。 ー2024-25シーズン、後半戦に向けての意気込み 去年(2023-24シーズン)、あと少しのところでチャンピオンシップを逃したわけなんですけど、今ここまで試合を戦ってみて、その反省があるにも関わらず、取りたかった試合を取れなかったりとか、という状況がみられる。これから戦う相手も同地区のライバルチームが増えてきたりだとか、タフな試合が入ってくると思う。ここから先はどれだけ自分たちが去年の悔しい思いを忘れずに、先に行きたいかっていう強い気持ちだったりとか、試合が続くことによって肉体的にも疲労がくるんですけど、メンタル的にもすごく疲労がきて、そこ(メンタル面)が保てないと、チームとしても個人としてもどんどん疲弊していくと思うので、強い覚悟と責任を持って戦うことが大事かなと思います。個人的にも状態をもう少し上げて後半戦に向けて戦っていけたらと思いますし、冒頭でも言いましたけど、体には気を遣いながら、なるべく離脱することのないようにやりたいなと思っています。
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