「会社は何もやってくれない」…大きな組織に所属する人ほど陥りやすい“危険な思考パターン”【アンガーマネジメント協会代表理事の見解】
組織が大きいほど、変化への対応に時間がかかる
会社員であっても、「やってもらえる、与えてもらえる」ことが当然ではありません。組織が大きいほど、変化に対応することにも時間がかかります。 組織が変わるのを待つのではなく、その前に自分に何ができるかを考え、取り組めることから着手していきましょう。そうでなければ、この先も時代の流れに乗ることはできません。 コロナ禍では、講師業も、個人の意識の差が仕事の明暗を分けました。個人で、オンライン研修の方法を勉強したり、すぐにオンラインの環境を整えた人は、いち早く盛り返しました。 一方、「研修会社やエージェントが何もしてくれないから、オンライン対応ができない」とグチをこぼしていた人や、準備をしていなかった人は取り残されていきました。オンライン研修の依頼に対応できず、仕事が激減したという話も耳にしました。オファーがこなくなったのです。 失業も珍しくなくなる時代です。会社員だからといって安泰とは言えません。どんなときも、自分でできることを考えて、動いていくクセをつけていきましょう。 戸田 久実 アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事
戸田 久実