佐々木朗希はどこへ行く? 古田敦也氏「持ってるものは世界No. 1」「変な言い方だが日本人がいない方がスポンサーはつきやすい」
10日、ロッテからポスティングシステムでの大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の大リーグ球団との交渉が解禁された。 【映像】古田敦也氏が語るメジャーのスポンサー事情 契約可能選手として正式に公示されると、MLB公式の海外若手有望株ランキングにおいて1位に。 そんな佐々木朗希投手の実力について野球解説者の古田敦也氏は「ストレートは160キロ超え、さらにスライダー・フォークボールもすごくいいウイニングショットだ。とはいえ、アメリカではどうしても中4日、中5日で投げる必要がある。日本でそこまでたくさん投げていないため、そこをどう取るか。『使っていないから肩肘がすごくもつ』と言う人もいれば『体力的に難しいんじゃないか』と考えている人もいるかもしれない。とはいえ、持ってるものは本当に世界No. 1なので争奪戦になることは間違いない」と絶賛した。 佐々木投手には「もっとウエイトトレーニングをした方がいいのでは」という意見もある。これに対し古田氏は「意見が分かれるところだ」とした上で以下のように述べた。 「聞くところによると、佐々木投手はあまりウエイトトレーニングをしないタイプのようだ。あまり大きな体ではないドジャースの山本由伸投手の方を目指したいという形で、ウエイトトレーニングをするダルビッシュ投手や大谷翔平選手とは異なる。このあたりはアメリカに行ったらまた変わるかもしれない。あくまで僕個人としては『もう少し増やした方がいい』と感じているが、体を大きくすることによって筋力がついて怪我防止になるいっぽう、可動域がちょっとおかしくなって投げにくくなる人もいないわけではない」 米メディアによると、佐々木投手の移籍先として本名はドジャース、対抗はパドレス、カブスと言われているようだがどこに行くのだろうか? 「日本人はけっこう西海岸が好きでドジャース・パドレスという名前があがるが、『日本人がたくさんいる方がいいかどうか』によって変わってくるだろう。いない方のメリットとしては変な言い方だがスポンサーはつきやすくなる。大谷選手はスポンサーが20社以上ついているが、他のチームに行けば独占的にそういうところがあったりする。とはいえ、(佐々木投手が)そんなことを考えてるかは分からない」 (『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部