社長が愛用する腕時計の傾向とは!? 成功者たちの経営哲学とモノ選びの流儀
社名の由来になった、想い出深い時計/CARTIER / カルティエ「タンク ソロ XL」
PR会社TANKを率いる今井雄一が愛用するのは、カルティエの「タンク ソロ XL」。実はTANKという社名は、この腕時計に由来する。 「独立後の最初の仕事がカルティエのタンクのPRで、その時のキャッチコピーが“ネバー ストップ タンク”だったんです。それまでおよそ100年にわたって人々を魅了し続けてきた時計ですが、この先も走り続けるという意味がこもったこの言葉に心を撃ち抜かれて、社名にしました」 その後、経営が安定したタイミングでついに「タンク」を購入。日常使いのほか、イベントの現場でブラックスーツを着る際やプレゼンなど、ここぞの場面で着けることで、この時計が醸し出す品格を身に纏うのだという。 「気品を感じる時計なのに、戦車をデザインのコンセプトにしているギャップも好きですね。さまざまなタイプがありますが、サイズの大きなモデルを選んだこともあり、シンプルなダイヤルとあいまって時間が見やすく、実用的なところも気に入っています」
写真:正重智生(BOIL)、舛田豊明、丸益功紀(BOIL) 文:青山 鼓、石川博也、倉持佑次