「屋形船をバイオ燃料で運行」9月6日から1週間程度 小池都知事会見8月26日(本文1)
石井ふく子さんら3名を名誉都民候補者に
このバイオ燃料ですが、ご存じかと思いますけど、ミドリムシですね。これを原料として、そしてまたこれは企業としては都が支援してスタートアップをされて大変成功されておられるのが株式会社 ユーグレナですけれども、こちらから燃料そのものを提供していただくということで。都民の皆さんにはぜひこうやっていろんなエネルギーを活用するということを知っていただければと、そういう機会にしたいと思います。 ルートですけれども、浅草橋からお台場周辺を回ってっていうコースになります。期間が9月の6日の火曜日から1週間程度で、私も初日には乗船したいと考えています。ぜひこういう機会にまた屋形船に親しんでいただいて、ひとときの涼を感じて、涼しさを感じてもらえればなと思っております。こうした取り組みによって、環境負荷を低減するだけではありません、これからの観光振興にもつなげてまいりたいと考えています。政策企画、環境、産業労働、それぞれが連携して行っております。 続いて、令和4年度の東京都の名誉都民候補者についてお伝えをいたします。今年度の候補者ですが3名、石井ふく子さん、有名な石井ふく子さん、それから早田卓次さん、もうひと方、本多一夫さん、3名の方を選定いたしました。 石井さんはもう言うまでもないと思いますけれども、テレビのプロデューサーとして『渡る世間は鬼ばかり』という、本当に人気ドラマでしたね。そのほか数々のホームドラマを世に送り出されました。そしてまた舞台演出家としても多くの作品の演出を手掛けてこられた方であります。心を伝えることを大切にされて、長きにわたり第一線で活躍を続けておられます。96歳、お元気でいらっしゃいます。
9月に東京都・品川区合同総合防災訓練を予定
それからお2人目が早田さんですけれども、こちらの早田卓次さんは体操選手として1964年の東京オリンピックで2つ金メダルを獲得されたという方で、そしてその後も体操界の発展に寄与してこられました。引退されてからも後進の育成に尽力をされる傍ら、日本オリンピック委員会などの役職を歴任されてスポーツの振興に貢献をしておられます。 3人目が本多一夫さんです。本多劇場と最初から申し上げたほうが早いかもしれませんね。全国でも例のない個人劇場を数多く運営しておられて、演劇人の夢を支援してこられた、まさに舞台をつくってあげるっていうのはこのことだと、そのものだと思います。その活動は演劇界の発展だけではありませんで、例えば下北沢の街を演劇の街とするなど、その拠点にすることによって下北沢一帯の活性化にもつながっていると言えると思います。 3名の方々の素晴らしい功績、人々に希望や活力を与える、そしてまた都民の皆さんが敬愛をして誇りとするものだと思います。そして本日候補者として挙げさせていただきましたが、次の定例都議会のほうで同意をいただいた、議会の同意をいただきました上で顕彰式を行う予定といたしております。生活文化スポーツ局の担当であります。 次に、今年も9月1日の防災の日が近づいてまいりました。それで、2点お伝えをいたします。1つ目が東京都・品川区合同総合防災訓練。東京都と品川区が合同して行うものになります。首都直下地震を想定しまして品川区と合同での訓練の実施ということになりまして、9月の3日の土曜日、まず水路、空路を活用しまして周辺の各県、市から品川区内への物資の輸送訓練などを行います。そして次、4日の日曜日には救出救助活動訓練を実施いたします。こちらのほうには3年ぶりになりますが、ソウルと台北の海外救助隊にもご参加いただくことといたしております。また13日火曜日ですけれども、本部審議訓練、本部、有事の際の本部ですね。審議をする訓練を実施いたします。都の災害対策本部会議を開きまして、私、本部長ですけれども、そこで審議をする訓練となります。庁内に必要な指示を行うこととなります。