水素エネルギー「こういうときに挑戦しなければ、いつやるのか」小池都知事会見8月26日(本文2完)
東京都の小池百合子知事は26日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年8月26日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年8月26日) ◇ ◇
ちゃんと見るものを見ていくのは都の役目
小池:ですから、重症者だけの部分を見るのでは、軽症から突然亡くなる方、残念ながらこのところも小さい方でそういう例もありました。そういったところを見逃してしまうなということもあります。しっかりと、東京都はほかの地域と比べましても1桁多い数字になるんですね。それは数字という無機質なことを言っているのではなく、それぞれお1人お1人が家族を抱えてやっぱり心配なわけです。そこはちゃんと見るものは見ていくというのは都の役目ではないかなと思って、みんな医療現場の皆さんも保健所の皆さんも、こうやって都はこれまでやってきたということですので、ここで変えるとなるとかえって混乱が生じるということを危惧するというものです。 TBSテレビ:軽症の人がこぼれ落ちてしまう可能性があるっていうことですよね、最近の現状から考えると。 小池:はい。そういうケースもあると。まず重症で絞ってしまいますと。 TBSテレビ:【政府側 30:48】からすると知事会の要望があって、打ち出したのに、あれ? っていうか、【肩すかしという 30:53】ていう思いもあるんじゃないかなと。 小池:そこは政府に聞いてください。
安倍元首相の国葬費用が閣議決定。受け止めを
朝日新聞:ありがとうございます。朝日新聞の笠原です。大きく2点伺いたいと思います。1点目が安倍元総理の国葬についてです。【*********閣議決定 00:31:25】されました。この額についての受け止めと、あと世論が二分する中で開催に向けて進んでいることについて、あらためて知事ご自身の賛否も含めてお考えをお願いいたします。 2点目が、先日政府が表明した原発の新増設についてなんですけれども、小池知事、2017年に希望の党代表だった頃に原発ゼロっていうのを掲げておられましたが、原発について現在のスタンスと、この岸田首相が打ち出した今回の方針について、どうお考えかお聞かせください。 小池:まず安倍総理、きのう四十九日を迎えられた、あっという間だなと思うと同時に、やはり安倍総理なき現在の国の、国政であったり、また日本そのものであったり、ぽっかりと穴の空いたいろんな気持ちがするというのは私だけではないと思います。国葬については私は当初から賛成をいたしておりますし、むしろ国葬にしない場合の世界の多くのリーダーの方々、来日を予定されておられますけれども、あれ? と思われるんじゃないかなと思います。安倍総理はまさに命を賭してと言ってもいいかもしれませんが、結果として国葬という形で世界の枢要な、またいろんな国々のリーダーが国葬に参加したいという希望を持っておられるというのは、これまで地球儀を俯瞰した外交を努めてこられた、その証左だと思います。前もちょっと書いたんですけれども、今の日本で世界で名の知られてる人は誰がいるかっていうと、私は大谷選手と安倍さんだと思っておりまして、そういう中で日本国内で国葬うんぬんについての意見がそれぞれあるのはいいとは思うんですけれども、なんかネガティブに伝わるのはせっかく残してくれたレガシーがもったいないことになるなと思っています。 2億円がどうかということについては、これまでも党葬、自民党葬などで行われたときもさほど変わらない金額だというふうに聞いております。むしろ世界各国から、例えばサミットを行います。東京オリンピックを、コロナでいびつな形になってしまいましたけれども、世界からお迎えが十分できなかったという意味でのいびつなところになりましたけれども、オリンピック2020大会の準備の半分と言ってもいいぐらいかと思うんですが、それは警備ですね。それをどう世界中の方々をお迎えして、そしてスポーツの開会式を、オリンピックの開会式を行うかというその点では、いかに警備をきちんとするかっていうのは世界のVIPをいっときにお迎えする際の大きな課題だったかと思います。