東京五輪男子マラソンの「給水妨害疑惑問題」で世界中のSNSが大炎上…当事者の仏ランナーが釈明、謝罪も騒ぎは収まらず
「この動画があと5秒長ければ、すぐにテーブルの上にボトルが並べられているのを見ることができる。それを見れば誰も水を取り逃してはいないとわかるはずだ」。 このツイートの通りにテーブルの上に並べられたボトルは前列と後列の2列になっていた。ボトルがなぎ倒された後も、後列のボトルといくつかのボトルはテーブルに残されていた。 アンドゥニのすぐ後方にいた日本代表で6位に入賞した大迫傑(ナイキ)はうまく手を伸ばしてボトルを取っている。またニューヨークポスト紙が指摘しているように数メートル先にも給水テーブルがあり、そこでボトルを取っているランナーもいた。 実際には、他のランナーが水を取り逃がしたという被害はなかったようだ。また各自のスペシャルドリングが置かれた給水所でなかったことも幸いした。このフランス人ランナーが妨害するために水のボトルをなぎ倒したかどうかの真相は、闇の中だが、一方で、給水を取れなかった他国のランナーに水を分けるなどの、スポーツマンシップにあふれた友情シーンも見られたことから、対照的な行為としてバッシングを受けている。 今のところIOCや世界陸連が、この問題行為を調査、ペナルティを与えるような動きには発展していない。