【MLB】レッズが連敗を8でストップ デラクルーズは3試合連続の2盗塁で早くも今季25盗塁に到達
【レッズ4-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク
日本時間5月11日、8連敗中のレッズは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦がスタート。その初戦は1回表に先制したあと、一時逆転を許したものの、4対2で逆転勝利を収め、連敗を8で止めることに成功した。レッズ先発のアンドリュー・アボットは5回6安打2失点で2勝目(4敗)を挙げ、5番手のアレクシス・ディアスが7セーブ目を記録。ジャイアンツ先発のローガン・ウェブは7回8安打3失点(自責点2)の力投を見せたが、4敗目(3勝)を喫した。 【動画】レッズのスチュアート・フェアチャイルドが2号ランニング本塁打を放つ(MLB.comより) レッズは1回表一死からエリー・デラクルーズのヒットと盗塁でチャンスを作り、スペンサー・スティアーのタイムリー二塁打で先制。1回裏にタイロ・エストラーダの6号ソロで追いつかれ、2回裏にはタイラー・フィッツジェラルドのタイムリーで勝ち越しを許したが、3回表に再びデラクルーズのヒットと盗塁でチャンスメイクし、スティアーのタイムリーで2対2の同点とした。4回表にTJ・フリードルのタイムリー二塁打で勝ち越すと、8回表にはスチュアート・フェアチャイルドの2号ランニング本塁打で貴重な追加点。6回以降は4人のリリーバーをつなぎ、リードを守り抜いた。 開幕から快調なペースで盗塁を積み上げているデラクルーズは、4打数2安打、2盗塁、2得点の活躍でチームの勝利に貢献。3試合連続で2盗塁をマークし、開幕38試合目で早くも25盗塁に到達した。これは162試合に換算すると、106.6個のペース。米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、開幕38試合で25盗塁以上を決めた選手は1996年のケニー・ロフトン以来だという。1987年のビンス・コールマン以来37年ぶりとなるシーズン100盗塁も狙えそうなデラクルーズだが、今後どこまで数字を伸ばせるか注目だ。