【MLB】ブルージェイズ・菊池雄星 8回4安打2失点の好投も援護なく3敗目 チームは今季最多タイの借金4
【ツインズ3-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間5月11日、ア・リーグ東地区の最下位に低迷するブルージェイズは本拠地ロジャース・センターで好調ツインズとの3連戦がスタート。その初戦は先発の菊池雄星が8回4安打2失点の好投を見せたものの、打線が援護できず2対3で惜敗し、今季最多タイの借金4となった。ツインズ先発のジョー・ライアンは7回6安打1失点で2勝目(2敗)を挙げ、3番手のグリフィン・ジャックスが5セーブ目を記録。今季最長の8イニングを投げた菊池は好投むなしく3敗目(2勝、防御率2.64)を喫した。 【動画】ブルージェイズ先発の菊池雄星が8回2失点の好投を見せる(MLB.comより) 初回にホセ・ミランダのタイムリーで先制されたブルージェイズは、3回裏先頭のアイザイア・カイナー=ファレファが2号ソロを放ち、1対1の同点に。4回裏二死1・2塁の勝ち越し機を逃すと、直後の5回表にカルロス・サンタナの5号ソロで勝ち越された。5回裏無死2・3塁の好機を生かせず、1点ビハインドのまま最終回へ。9回表にマックス・ケプラーのタイムリーでリードを広げられると、9回裏二死1・2塁からカイナー=ファレファのタイムリーで1点差に迫ったものの、反撃及ばず2対3で敗れた。 今季8度目の先発となった菊池は、1回表一死からの3連打で先制を許し、3回裏に追いついてもらったが、5回表には先頭のサンタナに5号勝ち越しソロを被弾。しかし、ツインズ打線に許したヒットはこの4本だけで、奪三振は3つと少なかったものの、四球を1つも与えず、安定したピッチングで今季最長の8イニング(97球)を投げ抜いた。打線の援護に恵まれず、思うように勝ち星は増えていないが、8度の先発登板で47回2/3を投げ、防御率2.64、WHIP1.05と安定感のあるパフォーマンスを続けている。