【MLB】パドレスがサヨナラ勝ちで歴史的な投手戦を制す 大谷4打数2安打、松井は1回2安打1失点
【ドジャース1-2xパドレス】@ペトコ・パーク
日本時間5月11日、7連勝中のドジャースは敵地ペトコ・パークでパドレスとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦はタイラー・グラスノー(ドジャース)とマイケル・キング(パドレス)の両先発が好投し、歴史的な投手戦となったが、1対1の同点で迎えた9回裏にルイス・アライズがタイムリーを放ち、ドジャースは1対2でサヨナラ負けを喫した。パドレス3番手のロベルト・スアレスが2勝目(0敗)をマーク。ドジャース3番手のマイケル・グローブはサヨナラ打を浴び、2敗目(1勝)が記録された。 【動画】大谷翔平が松井裕樹から二塁打を放つ(MLB.comより) 3回裏にルイス・キャンプサーノの3号ソロで先制されたドジャースは、パドレス先発のキングを攻略できず、7回まで無得点。8回表にパドレス2番手の松井裕樹から無死2・3塁のチャンスを作り、フレディ・フリーマンの犠飛で追いついたが、ウィル・スミス敬遠のあと、マックス・マンシーが併殺打に倒れ、勝ち越すことはできなかった。そして、1対1の同点のまま迎えた9回裏にアライズのタイムリーでサヨナラ負け。なお、グラスノーは7回1安打10奪三振、キングも7回2安打11奪三振の快投を見せたが、両先発が「7イニング以上・10奪三振以上・被安打2以下」を記録するのは1900年以降の近代野球において史上初のことだった。 ドジャースの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打。3回表の第2打席でレフト前ヒット、8回表の第4打席では松井からチャンスを広げる二塁打を放った。今季の打撃成績は打率.359、出塁率.427、OPS1.106となっている。一方の松井は、1点リードの8回表に2番手として登板したが、先頭のムーキー・ベッツの打球が足を直撃。続投するもピンチを招き、同点に追いつかれた。1回2安打1失点で2試合連続のリリーフ失敗となり、今季の防御率は4.08に悪化している。