有名店監修品のコンビニ冷凍つけ麺対決!セブン・ローソン・ファミマ、本格的な味わいを求めるならどれ?《実際に食べ比べてみた》
近年、大手コンビニ各社では有名店監修品が増えており、店舗に負けない本格的な味わいをウリにした商品が増えていますね。
今回ピックアップするのは、コンビニ大手3社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の「有名店監修の冷凍つけ麺」です。麺の重量や具材の種類、味わいの違いを検証しています。
麺の量はセブンがずば抜けている!
麺の重量を測定した結果、セブン-イレブンが最も重くて410g、次いでローソンが331g、ファミリーマートが320gです(いずれもお椀の重さは抜いています)。
セブン-イレブン「中華蕎麦とみ田監修 金の濃厚つけめん」516円(税込)実食レポ
千葉県松戸市の有名店「中華蕎麦とみ田」監修のつけ麺です。他コンビニの冷凍つけ麺よりも値段設定が高いものの、そのぶん麺の重量が約100g多いため、妥当な価格といえます。
麺とスープは別々に包装されています。
1食(540g)あたり、893kcal・たんぱく質30.8g・脂質32.9g・炭水化物122g・食塩相当量4.4gです。
麺とスープは別々に調理しなくてはならないため、少々面倒です。麺は内袋に入ったままの状態で、電子レンジで約7分20秒(500W)または約6分10秒(600W)加熱します。温まったら袋の点線をハサミでカットして、水道水を袋の中に流して麺を冷やします。袋は細かい穴が開いているため、水切りザルとして使用できるのが本商品の特徴です。スープは袋ごと沸騰したお湯の中に入れて、約5~6分あたためます。調理には電子レンジと鍋が必要です。
出来上がりは上記写真の通り。具材は入っていませんので、余力があればチャーシューや煮たまごなどをトッピングするといいかもしれません。
スープはどろっとしていて、鯖、煮干、宗田鰹の節の風味に濃厚魚介豚骨のコクとパンチが感じられる仕上がり。
麺からは小麦全粒粉の心地よい香りがします。もっちり弾力があり、太麺なので食べ応え抜群。スープとの相性も良く、魚介豚骨の濃厚な旨味が堪能できる、本格的な味わいです。
ネット上では「濃厚なスープとコシのある麺がおいしい」「ハイクオリティなのでおすすめ」といった声が出ています。