38歳・保育士がボディコンテストでグランプリ獲得 子育て、仕事と多忙な中でも作り上げたボディライン
6月22日(土)、松山市総合コミュニティセンターにて『ベストボディ・ジャパン2024松山大会』が開催され、一木沙織(いちぎ・さおり/38)さんが、ベストボディ・ジャパン部門、レディースクラスでグランプリに輝いた。 【写真】一木沙織さんのキュッと引き締まったヒップ
キュッと締まったヒップとウエストのラインで、会場を魅了した一木さん。大会出場2年目となる今年、ベストボディ・ジャパン部門でグランプリを獲得した。 「目標にしていた、地元・愛媛のゴールドサッシュを頂けて、本当にうれしいです!ここまで支えてくださった周りの方々に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。2年目の挑戦ですが、とても緊張してしまい、ステージの雰囲気に飲まれ、ポーズがグラついた点を反省しています。本番の空気感を思い出しながら繰り返し練習し、次戦に備えたいです」 一木さんがボディメイクを始めたきっかけは、産後太り解消のためだったそう。 「4年前からダイエット目的でジムに通い始めました。ダイエット開始時に30%以上あった体脂肪率(※)も、運動と食事管理によって理想的な状態に。その後もダイエットを続けるための新たな目標が欲しくなり、ボディコンテストへの出場を決意したのです。自分の理想とする体型の選手が多い、ベストボディ・ジャパンのステージで、『新たな世界を見てみたい!自分がどこまで変われるか、挑戦してみたい!子どもたちに、ステージでキラキラと輝く母の姿を観てもらいたい!』と思いました」 (※体脂肪率は市販の体組成計で測定) 昨年は有酸素運動に力を入れていた、一木さん。今年は、トレーニングやコンディショニングといった『土台作り』に力を入れているそうだ。 「週5のジム通いのうち、3~4日はコンディショニングと筋トレを1時間半ほど、1~2日は有酸素運動のスタジオプログラムに参加しています。トレーニングで特に力を入れている部位は、背中とお尻。ジムに行く時間帯はだいたい夜で、フルタイムの仕事を終えて帰宅し、家事をこなした後、ジムでトレーニング、残りの家事を終わらせて眠る、多忙な生活サイクルです」 「減量すると、全体的に痩せて細くなりがち」という一木さんは、胸やお尻のボリュームを保った減量方法を模索しているそうだ。 「今回の減量期間は3ヵ月半です。トレーナーさんにPFCのバランスや食材のアドバイスをもらいつつ、ゆっくりと7kgほど落としました。タンパク質は主に、鶏むねや魚介類、卵です。脂質はナッツやアボカド、炭水化物は白米や玄米から摂りました。野菜やきのこ類も、積極的に食べています」 「これからも、どんどん大会に挑戦したい!」と話す一木さん。
「今年の目標は、ベストボディ・ジャパンの日本大会で、トップ10に入ること!私の夢を理解し、応援してくれる、家族や周りの方々への感謝の気持ちを忘れることなく、楽しみながらボディメイクを続けたいです。今後も、理想の身体に近付けるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
取材・撮影:山口夏織