花火大会のゴミなんとかならない? なにわの花火大会は運営ボランティアが楽しく処理/大阪
ゴミの量は4トンのパッカー車60台以上分
「これだけの人数で集められたゴミの量は?」との問いに、山中さんは「具体的な数字は出していないが、4トンのパッカー車60台以上分だね。たぶん大阪におけるゴミ運搬量はいちばんと聞いてる」と答える。回収したリサイクルゴミは資源としてお金に換え、恵まれない世界の子どもたちへの寄付金としているという。 山中さんは「ゴミを持ち帰るよう呼びかける大会が多いけど、それを持ち帰って電車に乗るのも無理でしょ。安全対策・誘導・後始末、日本一の花火大会にします」。この方式を取って7年がたち、今では「自分たちで片付け」がすっかり定着。これによって地域とのコミュニティも生まれつつあるとか。 夏の思い出づくりの場でもある花火大会。だが、ゴミが多いなどのツイートが多いのも現状だ。それを自らの手で解決していくスタイルは、今後、全国にも広がっていくだろうか。