サッカー日本代表・板倉滉、頭で2点目「練習通り。信じてあそこに入った」
2026年サッカーW杯アジア最終予選C組(19日、中国1-3日本、アモイ)気迫でボールに飛び込んだ。1-0の前半追加タイムに、DF板倉滉(27)=ボルシアMG=が追加点。MF伊東の右CKをDF町田が頭ですらし、遠い側で体を投げ出して頭で合わせた。 「練習通り。信じてあそこに入った」 今回の代表活動前に、DF谷口彰悟(シントトロイデン)が左アキレス腱(けん)断裂で離脱。最終予選で10月まで3バックの中央を務めてきた守備の要を失った。しかし板倉が代わって中央でDFラインを統率。この2試合を1失点でしのぐとともに、攻撃でも結果を出した。 現在の本職はセンターバックだが、川崎下部組織時代は、当時の今野章U-18監督(現仙台コーチ)からヘディングの強さや足元のうまさを買われ、ボランチを担った。2021年5月以来の代表通算2点目でそのセンスも示し、「想定通り難しい試合になったけど、2連勝できたことはポジティブ」と胸を張った。