阪神・片山大樹ブルペンコーチ、球児監督の「なんちゅうか、口となるんですかね(笑)」
「崩さないですね。僕はやっぱり自分で受けて確かめたいし、捕れなくなるまで捕りたいし。手で感じるものとか、ボールを見て感じる強さとかは、一番ピッチャーにとって大切な部分かなと。バッターよりも近くで見るんでね。ここ(ベース上)で勝負しているので。(球速)175キロぐらいのピッチャーが出てきたら辞めますけど、160キロそこそこならまだまだやります」
――どういった形で監督を支えていきたい
「もちろん、監督の思い描く野球をしっかり把握して選手に伝えていくのがすごく大事。そこは一番に考えて、勝つために何ができるのかっていったら、シーズンではやっぱりデータ収集だとか、調子が悪くなる前にどうするかとか。チームがひとつになって戦っていかなあかんので、僕らもついていって、しっかり考えを共有してやっていきたい」
■片山 大樹(かたやま・だいき) 1975(昭和50)年2月24日生まれ、49歳。山口県出身。1993年、徳山商高からドラフト4位で阪神に入団。選手として8年在籍して1軍出場なし。2000年に引退し、01年からブルペン捕手。177センチ、89キロ。右投げ右打ち。