コロッケが〝子ども食堂〟を訪問 子供たちに笑いを提供「一番大事なことは持続」
ものまねタレント、コロッケ(64)が15日、東京・足立区の母子生活支援施設「ポルテあすなろ」を訪問し、子供たちと触れ合った。 この日は支援団体「こども食堂happy」が無料または低額で料理を提供する食堂「子ども食堂」を実施。約15年前からさまざまな支援活動に取り組んでいるコロッケは親交のある演歌歌手、小林幸子(71)が地元・新潟県の過疎化対策と農業支援を目的に立ち上げた「幸せプロジェクト」への参加を機に子供の支援活動にも尽力しており「僕も母1人、姉がいて、小さい頃(ご飯を)食べられなかったっていう思い出がすごくあって。子ども食堂があればよかったのになと最初に感じた」と説明した。 同施設には昨年に続き2度目の訪問。前回にコロッケを差し入れた際、女の子が言った言葉が衝撃的だったといい「『コロッケをこんなに並べられても胃がもたれちゃうよね』って言ったら、その子が『胃がもたれるぐらい食べたい』って言って。今でも思い出すとダメ」と涙を流した。 この日はカレーや白米、ケーキなどを提供し、子供たちと〝あっちむいてホイ変顔大会〟を通じて交流し「北島(三郎)さん、五木(ひろし)さん、森(進一)さんのものまねをしても子供たちは困るでしょうし、ミニオンをやったりドナルドダックをやったりどうにか笑いを取ろうと。レパートリーを増やします」とにっこり。 今後は地元・熊本を支援すべく「火の国プロジェクト」を立ち上げるといい「国の方でボランティアの日を作っていただきたいと声がけしていて。国が作ってくれれば賛同してくれる芸能人、スポーツ全部含めて300人、500人集まれば300カ所、500カ所に行ける。一番大事なことは持続なので。これからもずっとやっていきたい」と力を込めた。