下北・三茶エリアの電車・バスが3週間乗り放題「まちめぐりパス」
小田急電鉄、京王電鉄、東急電鉄は、複数のモビリティでエリア内を回遊できるデジタルパス「下北・三茶・下高まちめぐりパス」を、1,000枚限定で先着販売する。価格は2,000円。発売期間は1月8日10時~22日23時59分。利用可能期間は1月27日~2月16日。 【この記事に関する別の画像を見る】 3社の路線が近接する、世田谷エリア内の活性化に向けた実証実験として展開するデジタルパス。スマホアプリ「RYDE PASS(ライドパス)」から購入できる。 対象となるモビリティは、東急電鉄世田谷線全線、小田急バス2系統、東急バス2系統(乗り放題)、LUUPの電動キックボード・電動アシスト自転車(1回30分・期間中計21回まで)。 対象モビリティ 電車 東急電鉄世田谷線全線バス 小田急バス 下61 北沢タウンホール~三軒茶屋 小田急バス 渋54 渋谷駅~経堂駅 東急バス 森92 上馬~新代田駅前 東急バス 等13 駒澤大学駅前~梅ヶ丘駅前電動キックボード・電動アシスト自転車 LUUP(1回30分・期間中計21回まで) 対象住所(北沢、代沢、代田、豪徳寺、松原、赤堤、梅丘、若林、世田谷、三軒茶屋、太子堂、三宿、池尻)のポートで乗車もしくは降車 各モビリティを自由に組み合わせ、これまでの生活では訪れなかった目的地へ足を延ばすきっかけとし、エリア内に点在する飲食店や商店街、神社仏閣など、地域の魅力を再発見してもらうことを狙いとしている。 いずれも利用可能期間は1月27日~2月16日。電車バスは、1月27日の始発から2月16日の終電・終バスまで。LUUPは1月27日0時~2月16日23時59分までの利用。 利用時は、電車とバスの場合はアプリで表示される画面を乗務員へ呈示することで乗車可能。LUUPは、チケット購入後にメールで配布されるクーポンコードをLUUPアプリに入力すると、割引料金が適用される。 今回連携する3社は、いずれも沿線地域とともに成長し、今後さらに加速していくために、会社の垣根を超えた施策を検討してきた。その中で、3社の路線が近接する世田谷地域、北沢地域内のエリアにおける回遊性と利便性の向上を目指し、デジタルパスの企画に至った。 実証実験の検証は、どのエリア・モビリティを利用し、ライフスタイルにどのような変化をもたらしたのかなどを、主にアンケートを通じて行なう。地域や周辺企業などとも連携し、回遊性と利便性の向上を図る取り組みを検討していく。
Impress Watch,西村 夢音