【ナスとササミのふわとろ酒蒸し】包丁、まな板いらず!塩と酒をふって蒸すだけ。ポリフェノールがたっぷりナスの皮でご自愛のもう1品!
栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第42回は「ナスとササミのふわとろ酒蒸し」です。 【写真】茄子の皮と梅干でもう1品! * * * * * * * ◆本日のメニュー 「ナスとササミのふわとろ酒蒸し」 買い物に行こうと準備をしていたら、クシャミをした瞬間に腰がグキッ! 朝からえらいこっちゃです。 重たいものを持つのも、座り仕事も、クシャミも控えめにせねば……。 どうやら私の6月は〈カラダいたわり月間〉になりそうです。 本日は、「軽やか」をテーマにしたナスとササミの酒蒸し。 私はナスは皮ごと食べる派ですが、軽やかな色合い、食べ心地を目指して、皮はむくことにしました。 でも、ナスの皮は捨てません(キッパリ)。 ナスの皮には、抗酸化作用のあるアントシアニンというポリフェノールが含まれ、細胞を酸化から守り、血液サラサラ、眼精疲労の改善などを期待できます。このパワーを捨てるのは、惜しいのです。 ナスの皮を使ったもう一品は最後に紹介するので、ぜひお楽しみに。 というわけで、本日は…… 塩と酒だけで驚くほど美味しくなるシリーズ! ナスとササミのふわとろ酒蒸しです。
◆「ナスとササミのふわとろ酒蒸し」の作り方 「ナスとササミのふわとろ酒蒸し」 《 材料(1人分) 》 ナス………………………………………………中2本(200g) 鶏ササミ…………………………………………180g A 料理酒(塩分ゼロ)………………………大さじ2 塩……………………………………………3つまみ 大葉(千切り)、しょうが(みじん切り)……各適量 《 作り方 》 1)ナスはヘタを落としピーラーで皮をむく(皮はもう一品用に取り置く)。 2)耐熱ボウルにナス、ササミを入れ、Aを全体にふる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で約5分蒸す。 3)熱いうちにお箸でナスとササミを裂き、器に盛り、大葉、ショウガを添える。 ※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。
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