愛知県立中高一貫校、志願倍率は最大17倍 来春開校の付属中4校
愛知県教育委員会は9日、来春開校する県立中高一貫校の付属中学4校の入学者選抜の志願者数を発表した。明和(名古屋市)の普通コースには、募集人員の約17倍に当たる1364人が出願した。 募集人員は、明和・半田・刈谷の普通コースと、津島の国際探究コースがいずれも80人、明和の音楽コースが20人。志願倍率は、明和(普通)17・05倍▽明和(音楽)1・8倍▽津島(国際探究)2・06倍▽半田(普通)4・93倍▽刈谷(普通)10・22倍だった。 普通・国際探究コースは来年1月11日に一次選抜(適性検査)があり、一次の合格者が同18日の二次選抜(面接)に進む。音楽コースは同11、18日に適性検査、実技検査、面接がある。いずれも同24日にウェブ上で最終合格者が発表される。 県教委の担当者は「他県の状況を見ても初年度は倍率が高くなる傾向にはあるが、教育内容への理解や期待の表れと感じる。しっかり準備を進めていきたい」と話している。【加藤沙波】