韓ヒョンデが新型「IONIQ5」を発売! バッテリーを1種類に絞った理由は?
日本での販売増に重要な役割を果たしそうなのが、2025年春ごろの発売を予定する小型SUVタイプのEV「インスター」(INSTER)だ。このクルマ、すでに韓国と欧州では発売済みだそうで、英国では約2.3万ポンド(約454万円)からという価格設定で販売しているという。バッテリーの容量は42kWh(一充電走行距離203マイル=約327km)と49kWh(同229マイル=約369km)の2種類から選べるようだ。ボディサイズは全長3,825mm、全幅1,610mm、全高1,575mmとかなり小さいので、日本の道路でも扱いやすそうなクルマに思える。
佐藤さんによると、日本におけるクルマの売れ筋は250万円~350万円くらいの価格帯なのだとか。インスターの価格設定については検討中だそうだが、この売れ筋価格レンジにはEVの選択肢が少ない(BYDのドルフィンくらいしかない?)ため、戦略的な値付けができれば、かなり魅力的な小型SUVタイプのEVとして日本市場に売り込めるかもしれない。
藤田真吾