小田凱人 今年の漢字は「凱」パリパラ制した1年総括「いい年」
「テニス・ドリームテニスARIAKE」(8日、有明コロシアム) 収益の一部を能登地震震災復興支援事業に寄付するエキシビションマッチとして行われ、車いすテニス男子シングルスでは、世界ランキング1位の小田凱人(18)=東海理化=と、昨年1月に引退した国枝慎吾さん(40)=ユニクロ=が対戦し、国枝さんが6-3で勝利した。 小田は敗れたものの、22年に同会場で行われた楽天ジャパン・オープン決勝以来のレジェンドとの再戦に感慨深げ。「勝負で勝ちたかったというのもあるけど、勝ち負けより2022年以来の試合をやったことに意味あったんじゃないかな」とうなずいた。 パリパラリンピックを制した1年を、自身の名前を用いながら漢字1文字で「凱」と表現。「ベタだけど凱旋(がいせん)という言葉とか、本も出したし、サインも凱に変えた。パリを機にできたこともあったし、切り替わった年」と理由を語り、「いい年だった。2024年はパリ(パラリンピック)があって、小学生ぐらいから意識していた。来年は今年を上回る!という気持ちでやりたい」と意気込んだ。