小池都知事定例会見11月25日(全文1)自らの給与を3カ月間現在の5分1にする
新組織「江戸東京きらりプロジェクト推進委員会」設置について
それから次はこれからの話でございますけれども、以前から私はフランスのコルベール委員会という、フランスのブランディングの核をなす組織がございますけれども、それに似た、それを参考といたしまして、名前が、ネーミングは江戸東京きらりプロジェクト推進委員会、この新しい組織を設置いたしますのでお知らせを申し上げます。 東京には老舗企業の素晴らしい品や伝統工芸品、そして匠の技といった伝統ある宝物がざくざくあるわけでございます。このような宝物を新たな視点から磨き上げて世界に発信をする、そして将来にその匠の技も含めて継承するという意味も込めまして、この江戸東京きらりプロジェクト推進委員会を立ち上げるものでございます。サブタイトルとして江戸東京の技、伝統をつなげる、広げるとさせていただきます。この委員会では趣旨に沿った事業者の先導的な取り組みを後押しいたします。そして宝物の付加価値の向上、発信の方策の検討、事業者の取り組みへの助言などを行うものでございます。 委員にはブランディング、そしてマーケティング、デザインなどの分野の有識者の方々、そして老舗企業の方々にお願いをいたします。またコルベール委員会の日本代表の方にもご参加いただくことといたしまして、コルベール委員会のこれまでの経験、歴史などについて、ちなみにこれは今、シャネルの日本代表のリシャール・コラスさんで先ほどもブランディングの委員会にも参加していただいております。そして合わせまして委員の数は10名ということになります。私も出席をして一緒に議論をさせていただければと思っております。 そして委員会は12月の5日、月曜日に第1回を開催いたしまして、技、伝統の承継に関します意見交換を行います。ぜひこれも東京のブランディング、付加価値、そして匠の技の伝承といったいろんな意味を込めて、この委員会が大きなエンジン役になってくれるようにお願いをしていきたいと思っております。