小池都知事定例会見11月25日(全文1)自らの給与を3カ月間現在の5分1にする
東京環境サポーター債について
それから次に、以前もお伝えをいたしましたけれども、都民の皆さまや機関投資家の皆さま方から、東京の環境を応援していただくための債券の発売に関してのご報告でございます。題しまして東京環境サポーター債でございます。 先週お話ししたものでございますが、売り出しはきのうの時点で開始をいたしました。で、初日に完売をいたしました。ご購入いただいた方々をはじめ、発行に当たりご協力いただいた皆さま方には御礼を申し上げたいと存じます。また、この投資を通じまして、都の環境事業にオーナーシップ意識を持っていただくという点に多くの方々が共感していただいたものと考えており、これについて私のほうからも礼状などを出す、などなどいろいろ考えてまいりたいと考えております。 これで都民の皆さまのお金で東京の環境を良くしていく取り組みを進めてまいります。そして国内の貴重な資金が国内の環境対策に活用されるという流れをつくっていきたいと考えております。そして来年度に本格的なグリーンボンド、これは世界銀行の承認が必要でございますけれども、そういった本格的なグリーンボンドの取り組みを行っていきたいと考えております。ということで、おかげさまで初日に完売ということでございます。規模は100億円でございました。私のほうからご報告する点は以上でございます。お戻しします。
豊洲問題の処分後の人事と中西副知事の辞任報道について
時事通信:ありがとうございます。幹事社の時事通信、ヨシモトです。よろしくお願いします。豊洲の問題で厳しい処分を発表されましたけれども、人事上の措置などもまた別に講じられるというご説明でございました。その人事についてはいつごろをめどに断じられるご予定なのかということと、これに関連して今朝の一部朝刊で中西副知事が辞任するという報道がありまして、今回の問題の責任を明確にするためだという報道だったんですけれども、それについてもご説明をお願いできればと思います。 小池:今、申し上げましたように今回は地方公務員法にのっとりました形での処分ということでございます。そして人事、異動等につきましては、これは追って考えていきたいと思っております。 時事通信:関連して重ねて質問なんですが、中西副知事が辞任の意向を知事に対して示されているという事実はあるんでしょうか。 小池:それについては、ご本人は以前の第一次報告書のころからも、もう大変恐縮といいましょうか、ご自分の責任を感じておられるということについては、たびたびお話がございますが、今、中西知事にやっていただきたいことも多々ございますので、そういった意味ではこれからも活動をしていただきたいと思います。ただし今回の処分の対象にはなっているということでございます。