大阪府・吉村知事が定例会見4月13日(全文2)24年度末までに府内全タクシーの25%をUD車両に
UDタクシー導入補助、本日申請受け付け開始
ちなみに現状ですけれども、まだ2.4%ということで、ほとんど普及してないという状況です。その理由として普通のタクシーに比べて高額だということがその理由だと思います。普通のタクシーでいくと通常約180万円ぐらいですが、ユニバーサルタクシーになると約300万円になると。ここの費用の部分が普及のネックになっているというふうに思われます。 それを解消するために補助制度を導入いたしました。本日から申請を受け付けいたします。今年の12月28日まで、今年いっぱい受け付けますので、ぜひ大阪府内のタクシー事業者の皆さん、ユニバーサルデザインタクシーをこの機にぜひ調達をお願いしたいというふうに思っています。 対象事業者ですけども、この補助対象車両を購入するタクシー事業者、あるいはリースの事業者になります。補助上限額ですけれども、大阪府、大阪市、それぞれ30万円ずつ補助しまして、合計で60万円の補助になります。これとは別に国の補助というのがあって、最大60万円の国の補助があります。国の補助を受けた者は補助の対象外としまして、国の補助か、あるいはこの大阪府市の補助か、どちらも60万円で同じ金額ですので、その国の補助、大阪府市の補助、これを合わせた形で1200台というのを目指していきたいと思います。なので、120万円の補助になるわけではありませんが、それぞれ60万円ずつになります。 そして、大阪府市のそれぞれ30万円ずつですので、大阪市外の事業者については30万円の補助と、大阪府のみの補助ということになります。パソコン、スマートフォンで申請できますので、ぜひユニバーサルデザイン、この機に普及をしていきたいと思いますし、タクシー事業者の皆さん、あるいはリース事業者の皆さんはご活用いただけたらと思います。私からは以上です。
非コロナ受け入れ病院支援ネットワークの狙いは
司会:それでは府政、公務に関する質問をお受けいたします。質問される方は挙手の上、社名とお名前をおっしゃってください。それでは最初、幹事社、関西テレビさん、お願いします。 関西テレビ放送:関西テレビの上田です。今、発表いただきました、非受け入れ病院に対する感染対策ネットワーク体制についてなんですが、まず、加算1病院が指導に当たっていくっていうネットワークづくりを図ることの狙いと、それは結局、将来的に圏域において、圏域内の患者さんに全て対応できるようにっていう体制を、これでつくっていくっていうことも狙いに含まれているんでしょうか。 吉村:その狙いは含まれています。今、2類相当のウイルスとして行政で管理をしていますが、将来的には、これはやはり通常医療に戻していくと。通常医療の中で対応していくということを、やっぱりしていかなければならないというふうに思っています。そうなってくると、やはり地域医療で完結をしていくということが重要になってきます。そうすると、地域医療のネットワークというのが重要になってきますから、今回だけじゃなくて、この先、長い先、コロナといかに共存していくのかというのを考えたときには、より多くの病院がコロナに対する対応力を持つ必要があるという考え方です。 ですので、医療圏についてもそれぞれの8つの2次医療圏、大阪市は1つの2次医療圏ですけど、数が多いですから4つのブロックに分けています。その2次医療圏ごとに、まずは保健所と大阪府が支援をしていきます。なかなか最初にネットワークをつくるのは大変だと思いますから、大阪府、それから大阪府内の保健所はそういったネットワークとかの、どういった病院がどういうことをしているかっていうのは十分分かっていますので、それぞれの加算1病院にこれから働き掛けをしていき、そして、加算2、加算3病院、未加算病院、その地域の病院とのネットワークづくりに、加算1病院と共に最初伴走支援をします。