買い替え時に高く売れる!? 「リセールバリュー」の高い車TOP5を紹介
車を購入する際に「売却時のことを考えて、できるだけ高く売れる車を選びたい」と、リセールバリューを考慮する方もいるでしょう。リセールバリューとは、車を売却する際の価値のことです。 そこで今回は、リセールバリューの高い車トップ5をご紹介し、リセールバリューの評価基準や影響する指標を解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
リセールバリューとは
リセールバリューとは、車を手放す際の価値を表すもので、下取りや売却時の価格を指すようです。車は年数が経過すると新しい車に買い替えるケースがあり、既存の車を下取りに出したり売却したりして、新しい車の購入資金に充てる場合があります。 車の購入時に、手放すときのことを考えるかは人によって異なるようですが、できるだけ損をしないようにリセールバリューが高い車を求める人もいるでしょう。 ■リセールバリューの評価基準とは? リセールバリューの評価基準は、総務省が発表している「中古車残価率表」を参考にするケースがあります。自家用の普通車と軽自動車の残価率は、表1の通りです。 表1
※総務省「自動車取得税における通常の取引価格について」を基に筆者作成 中古車の残価率は、自家用の場合は普通車が6年、軽自動車が4年と耐用年数が決められています。普通車・軽自動車ともに、耐用年数になると残価率が10%になります。 例えば、中古車残価率表を基に3年経過後に手放すケースを計算するとします。自家用の普通車で、新車の購入価格が500万円の場合は158万円になるでしょう。 ただし、実際に取引されるリセールバリューは、購入後から3年で50~60%、5年で40~50%といわれており、中古車残価率表の数字は目安として考えるとよいでしょう。 ■リセールバリューに影響する指標 リセールバリューに影響すると考えられる指標は、以下のものがあげられます。 ・人気 ・グレードやカラー ・新車購入時の大幅な値引き リセールバリューは、対象車種の人気で金額が左右するといわれており、購入する車によって残価率が変化する仕組みがあるようです。この「人気」は、新車発表時だけではなく、中古車として流通してからの人気も該当するでしょう。 また、人気車種でもグレードやカラーによって残価率が異なる可能性があります。グレードは車種によって影響するものとしないものがあるようですが、カラーは白と黒が人気のようです。 続いて、新車時に値引きが大きい車はリセールバリューが低い傾向にあるといわれています。新車の値引きはその車の価値を下げることにつながるようです。