後半45分のみの再開戦は川崎Fが小林のゴールで同点決着!浦和は3か月前のリードを逃げ切れず | 11月22日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】22日、明治安田J1リーグ第28節の浦和レッズと川崎フロンターレによる再開試合が行われた。
8月24日に一度は行われたこの一戦。前半23分に渡邊凌磨のゴールで先制した浦和が前半をリードして折り返したものの、ハーフタイム中に激しい雷雨のため試合は中断。最終的には、後半45分間を残して延期となっていた。 その再開試合が22日、19時より埼玉スタジアム2002で行われた。 原則、中止した時点での出場メンバーで再開しなければいけないが、怪我や疾病等の理由により出場が困難な場合は控え選手の中から補填することが可能。浦和は、右ひざを負傷中のMF大久保智明に代わって松尾佑介が、川崎Fは右ハムストリング肉離れで負傷中の脇坂泰斗に代わって小林悠がスタートから出場。サブの補填として浦和はチアゴ・サンタナが、川崎Fはジェジエウをメンバーに追加した。 浦和が1点リードした状況から後半から試合がスタート。開始から追いかける川崎Fがボールを繋いで敵陣へ押し込み、50分には小林のラストパスに抜け出した山田新がボレーで合わせてチャンスを作っていく。すると54分、セットプレーの2次攻撃から三浦颯太のアーリークロスを小林が頭で合わせる。このシュートが浦和GK西川周作の頭上を越してゴールに吸い込まれ、川崎Fが開始早々に追いつく。 しかしその後はお互いにチャンスを作りながらも仕留め切れない展開が続く。 追いつかれた浦和は、65分に渡邊がペナルティエリアの手前から鋭いシュートを放つが、これは川崎FのGKチョンソンリョンがセーブに遭えば、79分には松尾がペナルティエリア手前から放ったシュートはポストに嫌われた。70分には、チアゴ・サンタナ、83分には中島翔哉ら3枚替えで攻撃的なカードを切るが、再び勝ち越すことはできなかった。 川崎Fは、追いついた直後に大島僚太に替えて河原創をピッチに送ると、62分には河原のクロスから再び小林にチャンスが訪れたが、このシュートは惜しくも枠を逸れる。73分にはマルシーニョに替えて遠野大弥を、81分にはエリソンとジェジエウを投入し、逆転を目指したが、こちらも逆転までには至らなかった。 3か月の時を経て迎えた後半45分間の再開戦は、川崎Fが小林のゴールで追いついて1-1の引き分けで決着した。 ■11月22日開催 結果 ・J1第28節: 浦和 1-1 川崎F