レアル・マドリー、次のビッグネームはヴィルツ?獲得へ本格始動か…移籍金は最低249億円とも
レアル・マドリーは、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得に関心を強めているようだ。 【バロンドール2024 投票結果】ヴィルツは何位だった? わずか17歳でレヴァークーゼンのトップチームデビューを果たすと、すでに公式戦167試合で48ゴール51アシストをマーク、昨季は史上初のブンデスリーガ無敗優勝を含む2冠獲得の立役者となったヴィルツ。21歳にしてドイツ代表27キャップを数えるなど世界最高峰の若手選手として活躍を続けているが、その去就には大きな注目が集まっている。 ドイツ複数メディアの報道によると、ヴィルツとレヴァークーゼンの現行契約は2027年まで。しかしレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘンなど各国のメガクラブの関心が伝えられてきた。そして、現・欧州王者が獲得への動きを強めているという。 ドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、レアル・マドリーはヴィルツの獲得へ向けて本腰を入れている模様。すでに選手陣営と話し合いを始めているようだ。一方、レヴァークーゼン側はまだ新契約の話し合いを始めていないものの、契約延長を期待しているという。しかし売却することになった場合は、国内の強豪バイエルンへの移籍阻止を望んでおり、レアル・マドリーを選択すると伝えている。 なおスペイン『as』は、レヴァークーゼン幹部が以前、ヴィルツの移籍金は最低でも1億5000万ユーロ(約249億円)であると説明したこと、さらに現在の年俸は1000万ユーロ(約17億円)だと指摘。レアル・マドリーはトップチームデビュー前の2018年から選手を追いかけており、さらにヴィルツが契約しているブランドが「アディダス」であることも後押しになる可能性があるようだ。 一方で『as』は、レアル・マドリーのスカウト部長は「沈黙と慎重といういつもの方針を続けている」とも指摘している。今年の夏にはフランス代表FWキリアン・エンバペを加えた現・欧州王者だが、来年にも世界屈指のアタッカーを加えることになるのだろうか。