旅費削減&地域交流に期待、お手伝い×旅の化学反応で“第二の故郷”ができる.......地域が抱える困りごとを旅人が解決するサービス『おてつたび』の魅力
聴きづらい話も教えてください‼「貰えるお金のこと」「不安なこと」「お手伝い参加後の影響」など
旅をしながら、お手伝いをするというコンセプトに沿っていろいろ教えてもらいました。次は、参加者が得られる報酬などの金銭的なメリットについても教えてもらいます。 永岡さん「地域や期間にもよりますが、おてつたびは1週間~10日間ぐらいの期間が多いです。その期間での報酬はおよそ5万円ぐらい受け取れる形になっています。場所や受け入れ先のアルバイト代の設定によって変わってはきます」 そのうえで永岡さんは、お手伝いで得られる直接的な報酬以外にも、旅費の節減につながるメリットがあるといいます。 永岡さん「宿泊先は、寮であったり、ホームステイであったり、基本的には受け入れ先の方が用意していただけます。宿泊費は旅費の中では大きな負担となりがちですが、住み込み形式でお手伝いができるところを、ご用意いただいている形になってます」 地域の方々との交流が深まりやすい一方で、住み込み形式の働き方となると「地域には行きたいんだけど、ちょっとコミュニケーションがそんなに得意じゃないかも」と不安を感じる方もいるのでは、と永岡さんに質問してみました。すると...... 永岡さん「おてつたびのプラットフォームでは、1人での作業が多いのか、 おてつたび先の方と交流が多いのか、1人で過ごせる時間が多いのか…といった情報を見えるようにしています。いきなり見知らぬ方と、四六時中一緒にいるっていうのはちょっと負担だなと思われる方は、そういった項目を見ていただけるといいかなと思います」
おてつたびがきっかけで結婚も!人とのつながりを大切にするからこその特徴
人と人とのつながりを大切にするおてつたびがあることで生まれた象徴的なお話だったり、エピソードについても永岡さんに聞きました。 永岡さん「ライトな事象だと和歌山県・由良町に“柑橘の収穫”でおてつたびした方が、東京ではカフェで働かれている方で、由良町の柑橘を非常に気に入って『自分たちのカフェでも使いたい!』と店長さんに直談判しておてつたびで出会った柑橘を使ったタルトがお店で販売されることになったこととか」 「もう少しディープな事象だと、山形県・西川町というエリアでは、おてつたびを通じて3名の方が移住されたというようなお話を聞きました。最近は徳島県・鳴門エリアでおてつたびに参加された50代の方が早期退職されてそのまま移住されてたり、本当に嬉しかったのはおてつたび先の方とご結婚された方がいたりと、私たちは人と人との出会いのきっかけ を提供してるにしか過ぎないんですけれども、その後いろんな化学反応が生まれてるのが、すごい嬉しいなと思ってます」