「ネイマールのレベルに近づくことが出来ていない」 セレソンでは“34戦5ゴール”のみ、ヴィニシウスはエースになれないのか
レアルとは異なる姿
7日に行われた2026ワールドカップ南米予選でエクアドルに何とか1-0で勝利し、勝ち点3を手にしたブラジル代表。しかし、誰もが納得する内容とは言い難い。 相変わらず問題視されているのは、左のウイングに入るレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールだ。エクアドル戦もフル出場したが、得点は奪えず。レアル・マドリードでは絶対の戦力となっているが、ブラジル代表ではなぜか34試合出場で5ゴールと苦戦している。 アル・ヒラル所属のFWネイマールも未だ離脱中で、今後コンディションが100%の状態に戻るかも疑わしい。今の面子であればヴィニシウスがエースになるべきだが、現状は期待できない。スペイン『SPORT』もセレソンでのヴィニシウスの出来を問題視しており、かつては豪華攻撃陣を揃えていたセレソンがまさかのエース不足の問題に悩まされている。 「セレソンにおけるヴィニシウスは失敗だ。チームを引っ張るべき選手だが、うまくいっていない。ネイマールのレベルに近づくことが出来ていない状況だ」 エクアドル戦の勝利で4位に浮上したとはいえ、まだまだ安心はできない。何よりブラジルにとって南米予選突破など当たり前のミッションであり、ワールドカップ制覇が求められている。今のところ2026ワールドカップを制するビジョンは見えてこないが、ヴィニシウスはセレソンの新エースとなれるか。
構成/ザ・ワールド編集部