【菊花賞】大輪の菊咲かせた!アーバンシックがGI初制覇 ルメール騎手は史上4人目連覇達成
菊の大輪を咲かせたアーバンシックがさらなる高みへ突き進む。(増本隆一朗)
■アーバンシック 父スワーヴリチャード、母エッジースタイル、母の父ハービンジャー。栗毛の牡3歳。美浦・武井亮厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲シルクレーシング。戦績7戦4勝。獲得賞金3億5044万8000円。重賞は2024年GⅡセントライト記念に次いで2勝目。菊花賞はクリストフ・ルメール騎手が16年サトノダイヤモンド、18年フィエールマン、23年ドゥレッツァに次いで4勝目、武井亮調教師は初勝利。馬名は「洗練された。母名より連想」。
★アラカルト
・ルメール騎手 2023年ドゥレッツァに続く通算4勝目。JRA・GⅠは今年3勝目、通算53勝目。重賞は今年10勝目、通算157勝目。
・武井調教師 2頭目の出走で初勝利。前回は23年ハーツコンチェルト6着。JRA・GⅠは初勝利。これまでの最高は17年NHKマイルCリエノテソーロの2着。重賞は今年2勝目、通算3勝目。
・スワーヴリチャード産駒 初出走で勝利。JRA・GⅠは今年初勝利、通算2勝目。重賞は今年4勝目、通算6勝目。
・馬主 (有)シルクレーシング(シルク・有限会社シルク名義を含む) 所有馬17頭目の出走で初勝利。これまでの最高は13年ラストインパクト、18年ブラストワンピースの4着。JRA・GⅠは今年初勝利、通算23勝目。これで18年から7年連続GⅠ勝利。重賞は今年4勝目、通算101勝目。
・生産者 ノーザンファーム 23年に続き2年連続で、通算9勝目。JRA・GⅠは今年5勝目、通算207勝目(ほかにJ・GⅠ3勝)。重賞は今年32勝目、通算843勝目。
・関東馬の勝利 21年タイトルホルダーから4年連続39回目。関西馬46勝。
・馬番⑬の勝利 17年キセキ以来で、7年ぶり5回目。
★売り上げ・入場
菊花賞の売り上げは185億9582万1800円で前年比95・3%。入場者数は4万582人で同86・8%だった。