【動画解説】3連休前半 西・東日本で大雨予想 後半は北日本で荒天に注意
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2日(土)から3連休という方も多いでしょう。連休前半は西・東日本で大雨となる所がありそうです。後半は、北海道を中心とした北日本で雨・風ともに強まる見込みです。
3連休の天気をマークで見てみると、2日(土)は広く傘マークが並んでいます。雨の原因となるのは秋雨前線と、台風21号から変わった低気圧です。この低気圧が暖かく湿った空気を運び込むため、雨雲が発達しやすくなりそうです。
2日(土)の朝にかけて、九州北部や中国地方を中心に活発な雨雲がかかるでしょう。九州の海上では非常に強い風の吹く所もありそうです。2日(土)の日中は、活発な雨雲が西日本から東日本を進む予想です。雨雲の発達具合によっては、警報級の大雨となるでしょう。夜になると、関東でも雨や風が強まりますが、日付が変わる頃には止む見込みです。
連休の後半になると、天気は回復する所が多いでしょう。ただ、北海道や東北北部には別の低気圧や前線が近づく見込みです。4日(月)の午後は、北海道を中心に雨・風ともに強まって、荒れた天気となるでしょう。また、低気圧や前線の通過後は寒気が流れ込むため、山沿いを中心に雪の降る所がありそうです。
気温は平年並みか高く、西日本では25℃を超えて夏日になる所もあるでしょう。朝晩と日中との気温差が大きいので、服装選びにお気をつけください。 (気象予報士・石上沙織)