【2023年版】 いつか行きたい! 日本の冬の絶景 ~九州・沖縄篇~
◆宮崎県
冬の浄専寺しだれ桜 県内でも五本の指に入る、しだれ桜の名所「浄専寺」。境内には県の天然記念物に指定された樹齢約300年のしだれ桜があり、枝を四方に伸ばす姿は圧巻だ。とりわけ雪で境内が真っ白に染まると、なんとも幽玄な雰囲気に。 境内をはじめ町内外には、このしだれ桜の株から増えたいわば子や孫にあたる木が300本以上もあるという。 冬の浄専寺しだれ桜(じょうせんじしだれざくら) 所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所8701
◆鹿児島県
鹿児島神宮の初午祭 「鹿児島神宮の初午祭」は、旧暦1月18日(現在はその日を過ぎた次の日曜日)に「鹿児島神宮」で行われる、五穀豊穣、家内安全、畜産奨励などを祈願するための祭事。 約470年の歴史を誇り、五色の布や鈴で飾られた20頭以上の「鈴かけ馬」が約2,000人の踊り連を引き連れて、太鼓や三味線歌に合わせて踊りながら参詣するという壮大なもの。 また鹿児島神宮は、神社の中で最も格が高いとされる「神宮」の称号を持つ数少ない神社の一つで、社殿は九州最大級の大きさを誇り、参拝時に見られる竜の彫刻や200以上の天井の植物絵の装飾もすばらしい。 開催日:2024年3月3日(日)※毎年旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日 鹿児島神宮の初午祭(かごしまじんぐうのはつうまさい) 開催地 鹿児島県霧島市隼人町内2496-1(鹿児島神宮境内及びその周辺)
◆沖縄県
旧正月の大漁旗 「旧正月の大漁旗」は、旧暦1月1日に行われる旧正月を祝う伝統行事。 旧暦文化が色濃く残る、本島南部の糸満市などの漁業が盛んな地域で行われており、漁師たちは漁船に縁起物の大漁旗を揚げ、旧年中の無事に感謝し、新年の豊漁や安全を祈願する。 港では色鮮やかな大漁旗がはためき、町はお祝いムード一色に。そんな情景から沖縄の旧暦文化にふれることができる。 開催日:旧正月(新暦:2月ごろ) 旧正月の大漁旗(きゅうしょうがつのたいりょうばた) 開催地 沖縄本島・離島
佐藤由樹