【2023年版】 いつか行きたい! 日本の冬の絶景 ~九州・沖縄篇~
◆長崎県
雲仙灯りの花ぼうろ 「雲仙灯りの花ぼうろ」は、雲仙市で開催される冬のイルミネーションイベント。長崎を代表する温泉地・雲仙温泉街一帯で開催され、街が煌びやかな光で彩られる。 花ぼうろとは霧氷のことで、雲仙市の冬の風物詩。県内で唯一霧氷が見られる雲仙市でも条件が揃わないと見られない希少な霧氷を、もっと気軽に楽しめるようにと始められたのがこのイベントだ。 花ぼうろをモチーフにした電飾がかわいらしく、散歩道のメインツリー周辺や50周年記念広場などが人気の撮影スポット。 期間中の土曜日には打ち上げ花火も行われ、雲仙地獄から打ち上がる色とりどりの花火を至近から眺められる。 開催期間:2024年2月3日(土)~2月24日(土) 雲仙灯りの花ぼうろ(うんぜんあかりのはなぼうろ) 開催地 長崎県雲仙市小浜町雲仙
◆熊本県
長部田海床路 「長部田海床路」は、有明海に干潮時にだけ現われる海床路。海苔養殖や採貝を営む地元の漁業者のために造られた道で、宇土市住吉町に約1キロメートル続いている。 満潮時に道が海に沈み、電柱や街灯が海の中に立ち並ぶ光景、干潮時に海に細い道が現れる様子など、それぞれの景観に風情がありSNSでも話題に。 海の先には雄大な雲仙普賢岳も望め、空気の澄んだ冬は特に美しい景色が楽しめる。 長部田海床路(ながべたかいしょうろ) 所在地 熊本県宇土市住吉町3162-1(住吉海岸公園)
◆大分県
別府ロープウェイの霧氷 「別府ロープウェイ」は、標高1,375メートルの「鶴見岳」の麓から山上をつなぐロープウェイ。九州最大級となる101人乗りの大型ゴンドラに乗って、約10分間の空中散歩が楽しめる。 ゴンドラの車中や山上から眺める美しい自然景観が魅力で、ゴンドラからは別府市街や周辺地域の風景を、山上からは別府湾や由布岳、くじゅう連山、さらに四国地方まで一望できる。 季節によって景色が変化し、冬に気象条件が揃えば、山上一帯に霧氷が広がる銀世界を堪能できる。 見ごろの時期:12月上旬~3月中旬ごろ 別府ロープウェイの霧氷(べっぷロープウェイのむひょう) 所在地 大分県別府市大字南立石字寒原10-7(別府市鶴見岳山上)