宇宙飛行士・油井亀美也さんのトークイベント(全文4/完・質疑応答)
宇宙飛行士選抜試験に臨む際、工夫したこと、特別に準備したことはなんですか?
谷:あと2つ、ぜひ聞いていただきたいと思うんですけれども、次の質問です。宇宙飛行士選抜試験に臨む際、工夫したこと。特別に準備したことはなんですか。〇〇さんっていう方から質問いただいたんですけど、今日いらっしゃってますでしょうか。いるかな。 油井:じゃあ、こちら。 谷:お願いいたします。 油井:はい。どちらですか。どうもどうも。こんにちは。はい、どうぞ。 谷:宇宙飛行士になりたいのかな。 〇〇:将来、宇宙飛行士になるとき役に立つかと思ったから、今聞いといて勉強したいなと思ったから。 油井:なるほど。すごいね。この小さいころから準備してたらもう絶対大丈夫じゃないの。ありがとう。やっぱり勉強とかはいろんな試験があったので、準備しましたね。英語の試験もあるっていうのも知ってましたり、物理とか数学とかの試験があるのは知ってたので、それは仕事に行くときの通勤電車の中で勉強したりしてました。あとはやっぱ健康がとても大事なので、体には気を付けてください。で、実は私、野菜が嫌いで、野菜はあまり食べないので、あまり説得力はないんですが、でもやっぱり健康はとっても大事なので、体に気を付けてね。あとお母さんのお手伝いね。頑張ってね。はい。じゃあ、握手。頑張って。はい。
今、後悔してる、これからしてほしいことは何か?
谷:はい。質問ありがとうございました。もう1つじゃあ、事前の質問からいきたいと思います。僕たちが大人になって科学技術が進歩したときに、やってほしい実験はなんですかっていうのが来ています。今はここまでできるけども、技術不足でできずに、今できずに残念に思っていることや、引き継いでほしいことがあったら教えてくださいと。〇〇くん、今日は来てますか。はい。ありがとうございます。 油井:〇〇くん、あ、じゃあ、私がお渡ししますよ。どうぞ、どうぞ。はい。こんにちは、〇〇くん。 〇〇:今、後悔してる、これからしてほしいことは何か。 油井:いや、やっぱりいい質問で、井田さんも別のことがあるかもしれないですけども、あれなんですよ。私自身はやっぱさっき多くの人に宇宙に行ってほしいっていう希望があるって言いましたけど、やっぱり多くの人にもう本当にまん丸な地球を見てほしいと思ってるので、やっぱり今、これからやってほしいのは、カーボンナノチューブっていうので、使って、宇宙のエレベーターを造ってほしいなって思ってます。だから、今はまだちょっと実現の可能性が低くて、課題が大きいんですが、ぜひそのカーボンナノチューブを使って宇宙の軌道上、静止軌道上からエレベーターで、みんなが宇宙に行けるようにしてほしいなと思いますけど。大丈夫かな。はい。 谷:井田さんはいかがでしょうか。何か将来になってくると、こんなことも期待したいな、みたいなことってございますか。 井田:将来、きぼうでですか。宇宙でですか。 谷:はい。実験なんか、こんな実験してほしいなとか。 井田:そうですね。今は将来、今、先ほど油井さんも言われましたけど、火星に行くとか、月に行くとか、そういう話を今、国際間で話している最中なのでそういう、火星とか月とかに行ける、人を送れるような技術っていうのをどんどんもっと早くから検討とか開発しておけばよかったんじゃないかなと。今はどんどん今積極的に取り組んでるところなんですけど。 谷:やっぱり遠くに行く技術がどんどん進歩していったときに、そうですね、今の子供たちとかにまたチャンスとか、また託すような場面っていうのが出てくるのかもしれないですよね。 井田:そうですね。はい。 谷:はい。質問ありがとうございました。 油井:質問ありがとう。どうもありがとうね。