【メルボルンC】ワープスピード直線強襲及ばず2着! 菅原明良騎手「とても悔しいです」
【メルボルン(オーストラリア)5日】豪州最大のレース、メルボルンC(GⅠ、芝3200メートル、出走23頭)がフレミントン競馬場で行われた。日本から参戦した菅原明良騎乗のワープスピード(美・高木、牡5)は中団後方追走から直線で馬群を割って鋭く伸びたが、わずかに及ばず0・1馬身差(現地主催者発表)の2着。2006年デルタブルース以来の日本調教馬Vはならなかったが、前哨戦のコーフィールドC13着から大きな変わり身を見せて大健闘した。R・ドーラン騎乗のナイツチョイス(豪=J・シモンズ&S・ラクソン、騸5、父エクストリームチョイス)が優勝した。勝ちタイム3分19秒53。 ◆菅原明良騎手(ワープスピード 2着)「とても悔しいです。前に行くプランと後ろから行くプランのどちらも考えていたので、あせらず騎乗することができました。最後の直線でもうまくさばけて行けたのですが、斤量の差もあるのか、1着馬の方が少し伸びが良かったです。ただ、最後はワープスピードも詰め寄ってくれて、力のあるところを見せてくれました」 ◆高木登調教師(同)「着差が着差だけに悔しいです。きょうはパンパンの良馬場になり、道中はずっと手応えがあり、いつでも動かせる状態で、最後の直線に入ったときも『これはいけるかな』という手応えだったようですが、惜しかったです」