【メルボルンC】ワープスピード直線強襲も鼻差2着に惜敗「とても悔しいです」菅原明騎手
メルボルンC(G1、芝3200メートル)が5日、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われ、日本のワープスピード(牡5、高木)が鼻差2着に惜敗した。 【写真】ルメール騎手とメルボルンCの優勝トロフィー 道中は中団後方で内ラチ沿いの経済コースを追走。最後の直線は馬群をさばいて脚を伸ばし、地元のナイツチョイスの外からゴール前で強襲したが、首の上げ下げでわずかに栄冠に届かなかった。 13着に敗れたオーストラリア初戦のコーフィールドCから大きな変わり身を見せたが、06年デルタブルース以来18年ぶりの日本馬Vの快挙とはならなかった。 ブリーダーズCから海外転戦で好騎乗を見せた菅原明騎手は、「とても悔しいですね。前に行くプランと、後ろから行くプランどちらも考えていたので、焦らず騎乗することができました。最後の直線もうまいことさばいていけたんですけど、斤量の差もあるのか、向こうの方が少し伸びが良かったですね。最後はそれでも詰め寄ってくれているので力を見せてくれました。これからの騎手人生で、もしかしたらもうないような経験かもしれません。大変貴重な経験をさせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。惜しくも2着で悔しい思いをしたので、これからまた日本に戻ってからも1つ1つのレースをしっかりと頑張っていきたいです」とコメントした。