営業DXサービス「Sansan」、拠点情報を住所・業種などで絞り込んでリスト化する新機能を提供
Sansan株式会社は28日、営業DXサービス「Sansan」において、600万件の拠点情報を新たに搭載したと発表した。また、それらの拠点情報を住所・業種などで絞り込んでリスト化することにより、営業戦略立案やターゲットリストとして活用できる新機能「拠点情報ダウンロード」も実装している。 「Sansan」は、名刺管理機能を中核とした営業DXサービス。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築できるという。 今回は「Sansan」において、600万件の拠点情報が新たに搭載された。また、これを活用できる新機能として、「Sansan」に搭載された600万件の企業・拠点情報から、「拠点名」「業種」などの項目で対象を検索・絞り込んでリスト化できる「拠点情報ダウンロード」機能も追加された。リストは、CSV形式でのダウンロードにも対応している。 また、このリストには、「拠点名」のほか、事業実態があるかといった「ステータス」など、営業活動において必要な情報も掲載されるため、アプローチリストとしてそのまま活用可能。さらに、「住所」での絞り込みも行えるので、潜在顧客が多く開拓余地のある地域を特定し、新たな営業拠点開設の候補地を検討するなど、戦略立案に幅広く活用できるとした。 なお新機能は、Sansanに蓄積された名刺情報を外部システムと連携し、データ活用を後押しする「Sansan Data Hub」の追加機能として実装されており、利用にあたっては、「Sansan」のオプションであるデータ連携ソリューションを契約する必要がある。
クラウド Watch,石井 一志