アップサイクルなアウトドアギアに注目! 自動車の端材を使ったアイテムが環境負荷を低減する
2024年9月4日(水)~6日(金)の3日間、「東京インターナショナルギフトショー秋2024LIFE×DESIGN」が開催されました。会場には数々の企業ブースが並び、1960年に群馬県太田市で生まれた自動車部品製造メーカーのしげる工業では、1年ほど前からアウトドアブランド「SG BASE」を展開。モノづくりのプロが提案する新しい製品や企画などを発信しています。 【写真】アップサイクルなアウトドアギアをチェックする(全11枚) また、自動車部品の製造段階でどうしても出てしまう端材を活用した、アップサイクルなアイテムを展示。そのなかで注目したのがヘリノックスのチェアに取り付けることができるチェアカバーです。
心地よい肌触りと難燃&撥水機能を両立
このチェアカバーは表地に端材のブランノーブ素材を採用し、心地よい肌触りながら難燃、撥水の機能を搭載。まさにアウトドアにオススメのアイテムです。また、リバーシブルの裏地には炎神(えんじん)を使い、こちらも難燃、撥水機能が備わるナイロン素材が使用されています。ほかにも端材を使ったアイテムがズラリと揃い、各アイテムの魅力をそれぞれ紹介します。
カトラリーケースやOD缶カバーも!
チェアカバーのほかにも、自動車の内装製造時に生じる端材をアップサイクルしたカトラリーケースは、フォークやスプーン、ナイフを各ポケットに収納して巻物のようにグルっと巻くことで、コンパクトに持ち運ぶことができます。 また、チェアカバーと同じブランノーブ素材を使ったOD缶カバーや缶クージー、ペットボトルホルダーもラインアップ。もちろん心地よい肌触りと難燃、撥水機能が備わります。
シートベルトの端材を活用したトートバッグ
ほかにもブランノーブ素材を採用したトートバッグは肌触りの良さはもちろん、難燃&撥水機能によりデイリーユースからアウトドアシーンまで、フレキシブルに使うことができます。なおトートバッグのハンドルにはシートベルトの端材が使用されており、3トンの荷重に耐えられる強度を持ち、タフに使えるアイテムとなっています。 さらに自動車用内装の端材を使った環境に優しいシートカバーは、雨天時に防水シート代わりに使うことができ、汎用タイプのため簡単装着でフィット感も抜群です。
キャンプの必需品! チェアにもなるコンテナボックス
こちらはアップサイクル製品ではありませんが、キャンプギアの収納や持ち運びに使えるコンテナボックスもラインアップ。ボックスの天板には座り心地のよいクッションを敷くことで椅子代わりにもなります。今後さらに製品ラインアップは増えてくるはずなので、クルマ好きのキャンパーの方はSG BASEのアイテムに注目してください。
ソトラバ編集部