伝説のラーメン店『荻窪中華そば 春木屋』の一杯を『らあめん花月嵐』が再現した限定メニューを食べてみた
●『らあめん花月嵐』にラーメン界のレジェンド『春木屋』のラーメンが登場。食べてみた
こってり濃厚な看板ラーメン「嵐げんこつらあめん」を始めとするバラエティ豊かなメニューが世代を問わず高い支持を獲得している人気チェーン『らあめん花月嵐』では、ただ今期間限定にて新作ラーメン「荻窪中華そば 春木屋」を提供しています。 【画像】『春木屋 荻窪本店』と『らあめん花月嵐』のラーメンを並べてみた
『春木屋』のラーメンといえば、長年に渡って頂点に君臨し続けている醤油ラーメンのキング・オブ・キング。魚介の風味を効かせた醤油スープ、独特の食感と奥行きのある味わいを備えた春木屋特製麺、そして具材のチャーシューとメンマも春木屋特製のものを踏襲するなど、こだわりのクオリティと仕上げで再現している模様です。 筆者が『らあめん花月嵐』での実食時にいつも利用している荻窪西口店は、何と『春木屋 荻窪本店』から歩いて数分の至近。しかも直近でお店のラーメンを食してきたばかりという、言い換えると全くもって逃げ場のない完璧なレポートを求められる状況下にあります。そんなにハードルを上げちゃって大丈夫なのか自分…。その辺はさておくとして、果たして『らあめん花月嵐』の「春木屋ラーメン」はどこまで再現できているのか。実食にてしっかり確めてみたいと思います!!
再現度は?「荻窪中華そば 春木屋」を実食!
店員さんに食券を渡し、約8分ほどでラーメンが着丼。魚介の存在がほのかに感じられるスープの香りと具材の配置、スープから垣間見える麺の姿は、「春木屋のラーメン」を強く意識させてくれます。
ではさっそく、スープから確認。レンゲですくうと、膜を張るかのようにクリアな油が表面を覆います。この感じ、完全に「春木屋のスープ」。再現度の高さに驚かされます。味は、魚介の程よい香りが心地良い。かえしの醤油ダレも、醤油の尖った味が突き抜けることなく丸くマイルドに抑えられ、後から旨みの余韻が押し寄せてきます。うめえ~。
続いては麺。箸でリフトしてすすります。つるっとした舌触りとパツっと切れる歯切れ感、スープをしっかり纏ってくるところも含めて、こちらも『春木屋』っぽさがあります。麺の食感や味わいにそれほど大きな違いはありませんが、手揉みで仕上げるため縮れ具合と太さにムラがあるオリジナルの麺に比べ、こちらは均一でキレイに整っている感じです。