ホンダ・プレリュードが復活! 次世代2モーターハイブリッド「e:HEV」を搭載して2025年に発売【新車ニュース】
新機能「ホンダS+シフト」とは?
e:HEVの特性を生かしながら、ドライバーとクルマの一体感を際立たせる「操る喜び」を追求した新機能「ホンダS+シフト」が新たに追加される。これはハイブリッド車ならではの高い環境性能はそのままに、加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールし、ダイレクトな駆動レスポンスと鋭い変速を実現するものだ。 「ホンダS+シフト」名称には、S600やS2000、タイプSなど、ホンダの操る喜びの根源となるスポーツスピリットを表すモデル・技術に冠する「S」に加え、「Synchronize」「Special」「Sensational」など、本機能がもたらす新たな価値を「+(プラス)」し、ヒトとクルマを新たな世界に「Shift(シフト)」させていくという思いが込められている。具体的には以下の特長が挙げられる。 ●聴覚と視覚に訴えかける新システム 2基の大出力モーターとアクティブサウンドコントロールシステムを連動させることで、エンジン回転数に応じた迫力あるサウンドでドライバーの高揚感を掻き立てるとともに鋭いシフトフィーリングを実現。メーターもアクティブサウンドコントロールと連動し、クルマとの一体感を増幅する。 ●リニアなレスポンス性 現行e:HEVモデルに適用するリニアシフトコントロールを進化させ、ホンダS+シフトでは全車速域において、運転状況や走行環境に応じた変速(アップシフト、ダウンシフト)を実施。またシフトホールドが作動する状態では、運転状態に合わせた最適なエンジン回転数を維持することで、再加速時におけるエンジン発電電力を最大限駆動力へ活用。これにより、アクセルを踏んだ際のモーター初期応答時間を大幅に短縮させ、ドライバー操作と直結したリニアなレスポンス性を発揮する。 ●エンジンとモーター制御による有段変速フィーリング メカニカルな変速機構を持たないe:HEVにおいても、ホンダS+シフト作動時にはパドル操作による変速も行い、まるで有段ギヤを変速したようなドライブフィールを実現。エンジンと大出力モーターの協調がもたらすリニアな変速レスポンスによって、ドライバーの操作にダイレクトに呼応する操る喜びを提供する。 このホンダS+シフトは、2025年に発売予定の新型「プレリュード」を皮切りに、次世代e:HEV搭載機種に順次搭載される見通しだ。
文= 細田 靖 写真= ホンダ
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