宮川花子会見(全文3) 「大助を見送るまで絶対生きる」大助「僕好きなんですよ嫁はんがね」
私は大助を見送るまで絶対生きとこうと思った
━━改めて大助師匠に思うことはおありですか? 花子:ずっと彼、病院に来てくれて、看護師さんもテレビで見る以上にすごいやさしい旦那さんやなと。私のベッドの周りはサンタクロースのお菓子でいっぱいなんですよ。ここ小児病棟?っていうくらいに。ウチ、孫やないのにものすごくかわいらしい人形とかをいっぱい買ってきてくれて、私はね、今回自分で思ったことは、結婚する時にどんな人と一緒になるかやなくて、最後を誰と迎えるか。すごいそれを感じました。夫がいつも来てくれて、ずっと40年間私に変わらない愛情を注いでくれたことで、もしも最後をだれと迎えられるんだというのがあったら、私はいつお迎えがきても幸せやなとすっごい思いました。そして今回の病気も治療しなかったらアレでしたけど、治療した人の半分は、8年間寿命があると聞いたので「8年かーそうかー」と言ってたら、大助くんが「そんなこと言わんといてくれ、俺は見送るのは嫌や。見送ってほしい」っていうから、せやなーと。私も見送らなあかんなあと思って、だから私は大助を見送るまで絶対生きとこうと思いました。それが彼に対しての嫁の最後にささげられる愛情かなとおもて。絶対大助くんより先にいかない。それだけは
元気な時に、もっと女房孝行してやればよかったな
━━大助師匠、いまお聞きになっていかがですか? 大助:うん...あのぉ僕らもなにかあるたびに、夫婦でよう病気してるんですねえ。ほんで僕は家族が病気になる時は、神様に全部僕にもってきてくださいとお願いしていて。、嫁がこういう病気になっていると聞いた時はつらかったですね。変わることできないしね。嫁さんがここまでもどってくることが願ってるし、信じてたけど、やっぱり伴侶ですのでね。女房はいつまでも元気であってほしいと思うし、元気な時に、もっと女房孝行してやればよかったなと 花子:十分してるから大丈夫よ 大助:ほんま 花子:十分、十分 大助:本当になんか、僕好きなんですよ、嫁はんがね。好きで一緒になったんで、今回は余計好きになりましたね。女房に二度目の恋をするっていうけど、それが僕の本当に、大助・花子の人生劇場ですね。ほんで女房から聞いて、病気で闘ってる人、今回の自分と同じような病気の人の人たちも、自分のように立ち直るチャンスが山ほどあるんで、みんなでがんばって、ちゃんと検査も受けて頑張ろうというメッセージを飛ばしたいというてるんでね、またそういうことも二人で続けていくことになると思いました。それが大助・花子のこれからのショータイムになると思います