“世界最高の右SB”だったカフーのお墨付き? 今夏トッテナムを離れた25歳がACミランで示す真価 「ミランで素晴らしい活躍をするだろうと確信している」
ここまで公式戦5試合に出場
今夏、トッテナムより1500万ユーロ(約24億円)の移籍金でACミランに加入したDFエメルソン・ロイヤル(25)は新天地で躍動している。 [動画]ミラノダービーは終了間際にドラマが セリエA第5節インテル対ACミランのハイライト バルセロナでもプレイ経験のあるエメルソンは2021年よりトッテナムに移籍。昨シーズンはディフェンスラインに怪我人が多発したこともあって、本職の右SBだけではなく、CBや左SBとしても起用された。しかしリーグ戦22試合の出場のうち、スタメンは11試合と絶対的な存在とはならず、今夏に活躍の場をイタリアに移した。 ミランではここまで公式戦5試合に出場。リーグ戦は4試合中3試合にスタメン出場しており、試合を経るごとに存在感は増している。そんななか、ミランのレジェンドであり、かつて「世界最高の右SB」と称されていた元ブラジル代表DFカフー氏はエメルソンを称賛している。英『TEAMTALK』が報じている。 「彼はとても優秀で、トッテナムではあまりプレイしていなかったとしても、ミランで素晴らしい活躍をするだろうと確信している。彼はまだ若い。もし彼が本気を出せば、チームに多くのものを与えることができるだろう。なぜなら、彼は強さと決意、そして闘志を持っているからだ」 週末に行われたインテルとのダービーにもスタメンフル出場したエメルソン。同選手はこの試合でクリア2回、ブロック2回、インターセプト1回、タックル2回、7回中6回のデュエル勝利、キーパス2本、1回のビッグチャンスクリエイトを記録し、存在感を発揮。2-1での勝利にも大きく貢献した。 トッテナムを離れ、ACミランで新たなキャリアをスタートさせたエメルソン。同じポジションでレジェンドであるカフー氏も期待を寄せているが、イタリアではどんなプレイを見せてくれるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部