“61歳で東大入学”した男性。サラリーマンの傍ら「退社後と休日の勉強」で合格できたワケ
勉強は目標を達成するための手段に過ぎない
最後に、勉強のやる気を起こす方法についても伺いました。 「勉強は目標を達成するための手段です。となれば、勉強を志すきっかけとなった目標が存在するはず。 社会人なら、それを達成するためにしっかり時間を取って学習に励むのは当然でしょう。もし学習に身が入らないなら、目標設定や〆切の切り方自体に問題があるかもしれません」 現在60代も半ばを過ぎて、修士課程で言語学を研究されているケニーさん。その論文をもって地元の教育に貢献したいとの思いがあるそうです。 多くの子どもたちに彼のメソッドが広まれば、子どもたちにはより多くの道筋が開けるでしょう。今後の活躍に期待です。 ―[貧困東大生・布施川天馬]― 【布施川天馬】 1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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