【高知県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。参道のモミジのトンネルが美しい市内随一の紅葉の名所
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。 【画像】梼原町の隈研吾氏建築物ほか、高知県の秋の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆竹林寺
「竹林寺」は、高知市中心部にある寺院で、四国八十八ヶ所の第31番札所。全山、高知県立都市公園に指定された「五台山」の山麓にある、市内随一の紅葉の名所だ。 秋になると、山門から真っ直ぐ延びる参道沿いに真っ赤なモミジのトンネルができ、モミジと緑の針葉樹の鮮やかなコントラストを見せる国指定の名勝である庭園は、書院から眺めると一幅の絵のようである。 2023年には、開創1300年を迎え、年間を通して特別な記念行事が執り行われた。秋には、秘仏本尊文殊菩薩のご開帳のほか、「響き合ういのち」を表現したプロジェクションマッピングやサウンドアートを実施。現代と古の美が織り成す、幻想的な世界が広がる。 見ごろの時期:11月中旬~12月上旬 竹林寺(ちくりんじ) 所在地 高知県高知市五台山3577
◆梼原町の隈研吾氏建築物
世界的に有名な建築家・隈研吾氏が、木造建築を手がけるきっかけとなったといわれる「ゆすはら座」のある梼原町。町内には隈氏による建築物が5棟(本来は6棟だが、現在雲の上ホテルは建て替え中)建てられており、緑豊かな梼原の自然と調和した建築美が楽しめる。まるで、町全体が贅沢なミュージアムのよう。 図書館やギャラリー、総合庁舎など、いずれの施設にも地元の木材や茅などが素材として使われており、町内在住の工芸家や職人たちの伝統技術も生かされている。 施設はすべて徒歩で見学できる範囲にあり、ガイドツアーなども開催中だ。積雪前の空気の心地よいこの時期に、芸術の秋を楽しみに訪れてみてはいかが。 梼原町の隈研吾氏建築物(くまけんごしけんちくぶつ) 所在地 高知県高岡郡梼原町